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長野日報社

密避けキャンプや登山 コロナ下、アウトドア脚光 長野県上伊那地方

コロナ下で人気が高まったアウトドアレジャー。人の動きが活発になる大型連休に上伊那地方の観光関係者から期待の声が上がっている=駒ケ根市のアウトドアショップK駒ケ根スポーツ館

 新型コロナウイルスの影響で、感染予防の観点から密集や密閉の状態を避ける生活が当たり前となり、キャンプや登山などアウトドアレジャーの需要が増えた近年。コロナ下で迎える3度目のゴールデンウイークは国から外出自粛を求められておらず、長野県上伊那地方の観光関係者からは過去2年の連休以上の人出を期待する声が上がっている。

■キャンプ場 初心者が増加

 アウトドアレジャー施設は連休の予約が3月中に埋まる好調ぶりで、県外など地域外からの予約が多い。中川村のオートキャンプ場「信州伊那谷キャンパーヴィレッジ」は予約受け付け開始1週間で埋まり、駒ケ根市の駒ケ根キャンプセンターもキャンセル待ちが出るなど盛況だ。

 予約好調の要因として、同センターを運営する駒ケ根リゾートマネジメントは、常設テントに人気が出ている点から道具を持たない初心者の利用増加を推測。同オートキャンプ場の管理人鈴木道郎さん(57)は、キャンプブームが続いているうちに「(初心者ら利用者に)キャンプの本当の楽しみ方を伝えられたら」とし、リピート利用につなげたい考えだ。

 一方、登山は、アウトドア用品を取り扱う同市のアウトドアショップK駒ケ根スポーツ館によると、10年以上前から「山ガール」の登場で若い女性を中心に人気が広がったが、コロナ下では年齢問わず需要が高まった印象。また愛好家ら経験者が夏だけでなく年間を通して山登りを楽しむ傾向も出てきている。

■登山客の出足 好調見込む

 キャンプをきっかけに登山にはまる人もいるといい、同店で登山靴など登山用品を手に取り見ていた安曇野市の男性(45)もその1人。もともとのキャンプ好きが高じて登山に興味を持ち、現在、道具をそろえているという。同店にはキャンプ場に向かう途中で立ち寄った。連休は妻とキャンプを楽しむ予定だ。

 連休の登山客の出足はキャンプ場などの予約状況と同様に好調の見込み。伊那市観光は、今季の営業を始めた南アルプスの北沢峠こもれび山荘の予約状況について、「一昨年、昨年と比べて多い」と感触を語る。南アルプス林道バス(伊那市運営)は、山梨県側の林道の崩落による通行止めに伴い、仙丈ケ岳や甲斐駒ケ岳を目指す人が同市側から登るため、バス利用客の増加を見込む。感染対策を徹底し、需要に応える考えだ。

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