清水公園 サクラ満開 日高山脈と年に1度の“競演”

残雪が残る日高山脈をバックに咲き誇るエゾヤマザクラ(清水町の清水公園)
大型連休に入り、十勝管内のサクラが見ごろを迎えている。今年は帯広測候所で1953年の観測開始以来最も早く開花宣言が出され、開花時期が遅い帯広郊外でも満開のサクラを楽しめている。
清水町の清水公園では斜面に植えられたエゾヤマザクラが一斉に開花した。連休初日となった29日は、朝から続々と見物客が訪れた。園内の小道を上がっていくとサクラの木々が頭上を覆いピンク色の世界に包まれる。見物客はそこで記念写真を撮ったり、池の周りを散策したりと春を満喫している。
家族で訪れた札幌市の吉田真子さん(40)は「峠を下りると満開のサクラが目に入り、立ち寄った。札幌ではまだあまり咲いていなかったので見られて満足」と話していた。
十勝毎日新聞電子版では「十勝サクラ紀行2022」を開設し、ドローン映像やこれまでに紙面で取り上げたサクラ関連の記事を集めて掲載している。
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