石垣市 LINEで不法投棄通報 道路破損などの情報も
石垣市公式LINEの画面。新たに不法投棄のオンライン通報機能が追加された
石垣市は公式LINEサイバー窓口の機能に不法投棄をオンラインで市役所に通報できるシステムを追加し、27日から運用を開始した。今後、道路の破損や街灯の不点灯などにも通報システムを拡大していく。
DX(デジタルトランスフォーメーション)課と環境課が、市民がテクノロジーを活用して行政とともに社会課題を解決する取り組み「シビックテック」を実現するため連携した。
公式LINEの「お役立ちツール」から「地域課題レポート」を選択して「不法投棄の通報」をタップすると、人工知能(AI)のガイドに従って操作ができる。スマホの内蔵カメラで不法投棄を撮影し、スマホの衛星利用測位システム(GPS)機能で現在地を確定し、テキストに状況を記入して送信する。いつでもどこでも簡単な手順で不法投棄の通報を行うことが可能となっている。
通報された情報に対して職員が専用の管理サイトで画像や位置情報を確認し、対応方針を送信者のラインに返信する。送信者の個人情報が公開されることはない。
市環境課によると、不法投棄通報は2019年度から順に58件、46件、37件。電話で通報を受けた場合、場所を確認して現地に出向くなど時間を要していたが、今回のオンライン通報システムの導入で効率的な処理ができるようになる。
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