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日本酒とラーメン 酒田の「二枚看板」でまちおこし 地元の若者2人 大型連休から6月末イベント展開

 酒田市出身の若者2人が昨年12月に立ち上げた合同会社「地域総合商社」(同市東泉町六丁目、伊藤捷代表社員)は、日本酒とラーメンという酒田の「二枚看板」に関係したまちおこしイベントを企画、大型連休から6月末にかけて繰り広げる。このうち飲み比べをメインとした日本酒イベントは、酒田駅前交流拠点施設「ミライニ」内にオープンする市立中央図書館(桝谷泰裕館長)がバックアップ。2人は「慣れ親しんだ地域で輪をつくりやすい。酒田が元気になるイベントを企画・展開したい」と意気込む。

まちおこしイベントを企画した伊藤代表(右)と政木さん。後ろは中央図書館が企画した「酒田出逢い酒」=ミライニ内中央図書館

 同社を設立したのは、県立酒田西高時代に同級生だった伊藤代表(26)と、業務執行役員の政木佑也さん(26)。伊藤代表、政木さんとも大学卒業後、別々ながら都内の不動産関連企業に勤務。連絡を取り合う中で、「お世話になった酒田に恩返ししよう」と一念発起しUターン。これまでの経験を生かして不動産、イベント企画・展開を手掛ける同社を立ち上げた。

 まちおこしに向け目を付けたのが日本酒とラーメン。29日(金)にスタートする「酒田出逢い酒」は、酒田・遊佐両市町にある全9蔵の地酒を飲み比べ、自分に合ったものを発見してもらうもの。「特に若い世代の日本酒離れが著しい。消費拡大に向けて自分に合った酒を見つけるきっかけになれば」(伊藤代表)という。

 駅前の新拠点オープンに合わせ周辺部にある▽駅前酒場「Q吉」▽居酒屋「六歌仙」▽酒肴屋「伊藤家」▽フランス風郷土料理「ル・ポットフー」―の4店舗で実施し、注文した人には9蔵の酒粕で造った塩をブレンドした、さかたの塩(同市宮海、大川義雄社長)オリジナル「酒粕塩」をプレゼントする。イベントは5月8日(日)まで。これに合わせ同5日(木)に開館する中央図書館では、日本酒をはじめ酒類、塩関連の蔵書を集めた企画展「酒田出逢い酒」を実施する。

 一方、日本酒イベント終了後の同9日(月)に始まるラーメンイベントは「麺恋(めんこい)の! 酒田んめもの巡り旅」。同市の東北公益文科大学ラーメン同好会「麺恋の」が協力し6月30日(木)までの期間中、市内の▽満月▽麺工房「さらしな」▽酒田ラーメン「照月」▽三日月軒緑ケ丘店▽アイアイひらた食事処「南麓」―の5店でラーメンを食べてスタンプを集めると、同好会監修の袋麺「山形W塩ラーメン」をプレゼントする。

 2人は「開催にあたっては多くの支援を頂き感謝。2回、3回とイベントを重ね、酒田に元気を与えたい」と話した。両イベントとも問い合わせは午後2―5時に伊藤代表=電080(1660)1214=へ。

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