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犠牲者の冥福祈る 自衛隊、在沖米軍関係者も列席 明和大津波慰霊祭

明和大津波の遭難死亡者の冥福を祈る参列者=24日午後、明和大津波遭難者慰霊之塔

 明和大津波遭難者慰霊祭(石垣市主催)が24日、宮良にある明和大津波遭難者慰霊之塔で行われた。約100人が参列し、遭難者の冥福を祈るとともに防災意識の向上を誓った。今回初めて 自衛隊と在沖米軍の関係者も列席した。

 明和大津波は1771年4月24日午前8時ごろ、石垣島南東沖を震源とする地震によって発生し、9313人が犠牲になるなど、壊滅的な被害をもたらした。

 慰霊祭では、表千家不白流沖縄県支部八重山のメンバーが茶と菓子を供えた後、黙とうをささげた。参列者1人1人が献花した。

 川満誠一副市長は「本市では4月24日を『石垣市民防災の日』と定め、歴史的な教訓を後代へ継承するとともに災害に対して安心安全なまちづくりを推進している。市民も『自分の身は自分で守る』という揺るぎない信念の下、災害時の備えをいま一度確認してもらいたい」と中山義隆市長の式辞を代読。

 新川小学校6年の加勢本光さんが「今、私にできること」、白保中学校3年の米盛柊香さんが「今、私たちに大切なこと」を題する作文を朗読。加勢本さんは「津波の怖さを、小さい子どもたちや海外の人たちにも伝えていきたい」と決意、米盛さんは「自然災害は誰しも避けることはできないが、被害を最小限に抑えることはできる」と呼び掛けた。

 自衛隊からは陸自第15旅団の井土川一友旅団長、空自南西航空方面隊の徳重広為智副司令官、海自第5航空群の降旗琢丸司令、在沖米軍から米海兵隊第3海兵師団のジェイソン・ペリー副師団長が参列した。

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