全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

長野日報社

伊那御柱2日目 長野県辰野町の3神社、里曳きや冠落し

曳行してきた柱を重機と人力で境内へ曳き入れる氏子ら(宮木諏訪神社)

 長野県辰野町内3神社の御柱祭「伊那御柱」2日目の24日、法性神社で里曳きと建て御柱、宮木諏訪神社で里曳き、三輪神社で冠落しがそれぞれ行われた。新型コロナウイルス感染防止のため例年より人出は少ないものの、熱い思いを秘めた氏子たちが街中を曳行し、コロナ禍の祭りを盛り上げた。

 法性神社は前日の山出しに続き里曳きを行い、柱ごとの出発点から曳行を開始。コロナ禍のため恒例の町無形文化財「平出騎馬行列」は中止したが、町内を曳行した4本の柱は午後2時ごろまでに境内へと曳き着けられた。冠落しを終えた柱が一の柱から順番に重機を使って建てられると、氏子の熱気は最高潮に達し、2日間にわたった祭に幕を下ろした。

 宮木諏訪神社は午前9時、各柱ごと山出しで曳き着けた安置場から2日目の曳行を開始。午前10時ごろから各柱が宮木仲町交差点を通過して神社前の道へと入り、道路上に一直線に柱が並んだ。御柱を迎える「迎接の儀」を執り行った後は四の柱から順番に重機を使って境内へと曳き入れ、里曳きを終えた。

 三輪神社は、当初予定していた里曳き日程を1日に短縮したため、この日は冠落しのみを実施。翌日の建て御柱に備えた。

 建て御柱を終えた法性神社の中村利雄御柱大祭委員長(70)は「初めてのことばかりで苦労の連続だったが、みんなの頑張りで無事終えられた」と安どし、達成感に満ちた表情を浮かべていた。

 25日は宮木諏訪神社と三輪神社でそれぞれ建て御柱祭を行い、3日間におよぶ伊那御柱は幕を閉じる。

関連記事

紀伊民報社

熊野本宮大社で合気道演武 植芝道場長の講習も

 和歌山県田辺市本宮町の世界遺産・熊野本宮大社の旧社地「大斎原(おおゆのはら)」で20、21日、「合気道国際奉納演武」があった。  同市出身で合気道の開祖・植芝盛平のひ孫に当たる合気道本部道場...

長野日報社

原村でじっくりボードゲームを 1日1組限定のリゾート

ボードゲームに没頭するリゾート施設「GAW(ガウ)」が、5月1日に原村原山にオープンする。都内の音楽制作会社が手掛ける新事業。アナログゲームマスターのあだちちひろさんが依頼者の思いに沿った最...

帯広信用金庫の防犯講座人気 詐欺事例、寸劇交え

 十勝管内でも特殊詐欺事件が相次ぐ中、帯広信用金庫(高橋常夫理事長)は、被害防止のための出前講座を続けている。具体的手口を寸劇を交えるなどして分かりやすく紹介、社会貢献事業として無料で行ってお...

荘内日報社

外国人観光客とおもてなし交流 酒田港 泉小児童 日本の遊び紹介

 外航クルーズ船「ウエステルダム」(オランダ船籍、8万2862総トン)の酒田港寄港に合わせ22日、酒田市の泉小学校の4年生42人が同港古湊埠頭(ふとう)に降り立った外国人観光客らに日本の遊びを紹介するなど交...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク