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北羽新報社

木のおもちゃ楽しいね 「のしろ木育フェスタ」開催

親子一緒に木のおもちゃで遊んだり、製作体験を楽しんだのしろ木育フェスタ2022(能代山本広域交流センターで)

 能代木材産業連合会主催の「のしろ木育フェスタ2022」は23日、能代市海詠坂の能代山本広域交流センターで始まり、多くの親子連れが木のおもちゃで遊んだり、木片や木の実など自然素材を使った工作体験を楽しんだりしながら、木の楽しさに触れている。

 能代木産連は、指定管理者として木の学校を運営し、市民に木の良さや、木と触れ合う楽しさを伝える活動を続けている。子どもの頃から木に親しむ「木育」にも力を入れており、「木の市」(県銘木青年会主催)などのイベント会場の一角で製作体験のワークショップを重ねてきた。今回は、木の良さや木の楽しさを感じてもらい木育を一層推進しようと、県内の木育グループと連携し独立したイベントとして開催した。
 会場には、木のおもちゃで遊べるコーナーと、製作体験コーナーを設置。あきたグッド・トイ委員会(秋田市)、アミュージングサポートあ☆そ☆ぶ(大館市)、子育てサポートマカロン(同)、のしろmokumoku倶楽部(能代市)が活動をサポートした。
 おもちゃコーナーは、さまざまな形や大きさの積み木やままごと道具などで自由に遊べ、子どもたちは積み重ねたり、引っ張ったり、崩したりと夢中。また、長さ12㌢、幅3㌢、厚さ1㌢ほどの秋田杉の積み木を20段も積み重ね、下部の積み木を引き抜いて崩す遊びは、ナイアガラの滝が勢いよく流れ落ちる様子を〝再現〟し、迫力と音響に目を丸くする子どももいた。
 製作体験は、ネイチャークラフトの壁掛け、木の動物コースター、秋田スギのキーホルダー、埋もれ木のペンダントの4種類を用意。ネイチャークラフトでは、マツやスギ、キリなど数種類の樹種の板と、マツボックリや小枝、かんなくず、ドライフラワーなどの中から好みのものを選んでオリジナルの壁飾りを作る体験で、親も子どもも楽しそうに手を動かしていた。
 午前10時の開場から約1時間で約50人が来場する人気ぶり。親子3人で来場した同市田子向の袴田篤嗣さん(47)は「プラスチックのおもちゃは与えられた遊びになりがちだが、木は想像をかき立てるのか、子どもが興味を持って遊んでいる。音も木琴のようでいい刺激になっているのかな」と、「ナイアガラの滝」に挑戦したり、積み木で楽しそうに遊ぶ長女のさくらちゃん(5)を見守り、手製の埋もれ木のペンダントを愛娘の首に掛けた。
 また、ネイチャークラフトでおしゃれな作品を完成させた同市中和の伊藤あゆみさん(渟南小5年)は「部屋のドアに飾ろうと思う」と満足そうで、母親のあさみさん(50)は「身近にある自然の素材で生活を楽しくできると知ってもらえれば」と話していた。
 会期は24日まで。時間は午前10時~午後3時。参加は無料。

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