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長野日報社

諏訪大社上社前宮で「御柱休め」 八立神社の氏子が奉仕

クレーン車を導入し、ゆっくりと横たえる前宮一

 2016年に行われた前回の諏訪大社御柱祭で建てた御柱を横たえる「御柱休め」が16日、長野県茅野市宮川の諏訪大社上社前宮で行われた。438年続く伝統を受け継ぐ諏訪市中洲中金子の八立神社の氏子が奉仕し、クレーン車を導入して地中から抜き、休ませた。17日は本宮三と本宮四、23日は本宮一と本宮二の御柱休めを行う。本宮の4本は八立神社まで曳行する。

 前宮の本殿と前宮一の前で神事を行い、作業の安全を祈願した後、御柱休めに臨んだ。新型コロナウイルスの感染防止のため、参加者を絞り、クレーン車などの機械力を導入した。地形の特徴からクレーンが使えない前宮四は人力で抜いた。このほかの3本は前宮三、前宮二、前宮一の順番で休めた。バックホーで根元に穴を掘り、クレーンで御柱を持ち上げて抜いた。前宮の4本は諏訪市神宮寺、茅野市高部、安国寺、安国寺小町屋にそれぞれ払い下げられる。

 御柱休めの初日の作業を終えた八立神社古御柱祭祭典委員会の岩波弘之副委員長(70)は「まずは初日の奉仕をけがなく無事に行うことができて良かった。17、23日と作業は続くので気を抜くことなく最後までしっかり奉仕させていただきたい」と振り返っていた。

 同区は「御柱休め」のほかに新しい御柱を建てるための穴堀りや新しい御柱が建った翌日の5月6日に根元を固める「根固め」の儀式も担う。横たえたご神木を元の普通の木に戻す6月19日の「御柱休めの儀」を含めた一連の作業は「古御柱祭」と呼ばれている。

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