鶴岡市が絹織物体験施設としてリニューアルを進めてきた国指定史跡・松ケ岡開墾場の4番蚕室「シルクミライ館」が16日にオープンするのを前に、オープニングセレモニーが15日行われた。

「シルクミライ館」のオープンを祝ってテープカット
日本遺産「サムライゆかりのシルク」を構成する文化財として中核を担う同開墾場に、新たな魅力を創出するもの。絹産業の歴史や文化に触れ、楽しみながら学ぶことができる施設として、市が昨年度から整備を進めていた。
セレモニーには松ケ岡開墾場の酒井忠久総長と堀誠理事長、鶴岡「サムライゆかりのシルク」推進協議会、場内事業者や施工業者、愛称選定に協力した地元・広瀬小学校の6年生など約70人が参列。皆川治市長が「鶴岡市の近代化の礎となった絹産業の歴史、生産工程を伝える施設となり、未来に向かって歩み出した。本年は酒井家庄内入部400年の節目の年。引き続き、旧庄内藩の歴史を伝える産業遺産の保存、活用に向け、取り組んでいく」とあいさつ。堀理事長は祝辞で「旧庄内藩士が賊軍の汚名をそそぐため、産業を興して国家の模範たらんとの気概をもって絹産業を進めてきた。蚕室に新たな命を吹き込んでいただき、先人たちも喜んでいることだろう」と話した。その後、布川敦鶴岡市教育長、広瀬小児童代表の今野稀来理(きらり)さんも加わりテープカットし、施設内を見学した。
同小の山田凌雅君は「松ケ岡の開墾の話は家の人から何度か聞いて知っている。機織り機など珍しいものが見られてうれしい」、佐藤莉奈さんは「多くの人がこの施設を見ることで、新しい時代にもシルクの魅力がずっと伝わってほしい」と話していた。
シルクミライ館などが建ち並ぶ松ケ岡クラフトパーク周辺では16、17の両日、「松ケ岡春の桜マルシェ」を開催。ワークショップやフードマルシェなど多彩なイベントを行う。松ケ岡開墾場の桜並木は見頃を迎えている。

市の担当者から説明を受ける広瀬小の6年生たち
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