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長野日報社

伊那市5週連続「そば三昧」開幕

ゆで上がった行者そばを盛り付けていく伊那市荒井区の女性たち

 伊那市荒井区は15日、第31回行者そば祭りを同市の内の萱スポーツ公園で開いた。あいにくの雨となったが、県内外から大勢の人が来場し、昔から脈々と受け継がれるそばの味に舌鼓を打った。

 荒井区役員や有志が協力して運営。同市のそば打ち名人らが打ち手となり、区民が大釜でゆでたり、ざるに盛り付けたりして約1700食を振る舞った。

 行者そばは奈良時代、修行途中の行者が残した一握りのソバの種を村人が守り育てた│という説がある。江戸時代に高遠藩主により、大根おろしの汁に焼きみそを溶いた辛つゆで味わう食べ方が広がったとされる。

 家族で訪れた愛知県西尾市の会社員男性(47)は「歯応えがあり、香りもいい。辛つゆがよく合います」。小林建正区長は「この雨の中でも行者そばを愛する皆さんが集まってくれた。伝統の祭りを大切にし、さらに発展させていきたい」と話していた。

 この祭りを皮切りに、伊那市の5週連続「ぶっとおしそば三昧」がスタート。21、22日は西箕輪のみはらしファームで信州伊那新そばまつりがある。

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