全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

本マグロ 初水揚げ 八重山漁協に活気、豊漁期待

今期初水揚げとなった本マグロ。これから本格的なシーズンを迎える=13日午前、八重山漁協

 今期初となる本マグロ(クロマグロ)の水揚げが13日午前、八重山漁協であり、八重山での本マグロ漁のシーズンが幕を開けた。八漁協には初物を一目見ようと漁業関係者や仲買人らが訪れ、活気と期待感に包まれた。

 第1号の水揚げはヤエスイ(合)のマグロはえ縄漁船「ひの丸」(日野洋平船長、9・7㌧)で計2本を水揚げ。9日に出漁し宮古島南の沖合で操業。10日夕方と12日夕方にそれぞれ釣り上げた。

 初物となる1本目は体長220㌢で208㌔、2本目は213㌢で176㌔といずれも中型。同日午前8時ごろに水揚げされた後、ともに豊洲市場に空輸された。

 日野船長(43)は「3月から他のマグロも揚がらず心配だったが、今回はタイミングと運が良かった。ことし1本目なので良い値がつくことに期待したい」と笑顔を見せた。

 昨年は新型コロナウイルスの影響で市場の相場価格が下落。後期には軽石、原油高騰も重なるなど苦戦を強いられた。今期の操業に向け「良いものを釣って(消費者に)届けたい。コロナが落ち着き、飲食店も繁盛して、おいしいマグロを食べに行く人がもっと増えたらうれしい」と語った。

 八漁協によると今年度の都道府県別漁獲量は131・3㌧。昨年度は青森などから漁獲枠の譲渡を受け、189・9㌧と例年より増加。今年度についても今後、他県からの譲渡があれば枠が拡大する可能性がある。

 八漁協では昨年、420本、約70・6㌧を水揚げ。うち約10㌧が地元に卸された。市場販売課の友利邦明課長は「本マグロが揚がると漁協に活気が出る。これをきっかけにコロナの落ち込みを払拭してほしい。昨年以上の豊漁を願う」と話した。

関連記事

釧路新聞社

大型客船ダイヤモンド・プリンセス 5年ぶり釧路寄港【釧路市】

  今年最初の客船が14日に寄港したのに続いて、2隻目は5年ぶりの「ダイヤモンド・プリンセス」(総㌧数11万5906㌧)が釧路港西港区第4埠(ふ)頭(とう)に停泊した。約2600人の乗客がオプショナ...

釧路新聞社

子供の急な発熱 一時預かり 病児保育施設スクラム、釧路町民も同料金で【釧路..

 病児保育施設スクラム(釧路市新栄町1、佐野逸紀代表)の利用料が4月から、釧路町在住者も釧路市と同額の1日2000円となった。  病児保育とは、子供が急に発熱したが仕事を休めないなどといった保護...

長野日報社

山岳観光シーズン到来 中央アルプス千畳敷で開山式

中央アルプスに山岳観光のシーズン到来を告げる開山式(駒ケ根観光協会主催)が19日、中ア千畳敷(標高2612メートル)の駒ケ岳神社前であった。青空の下で神事を行い、関係者ら約70人が参加。登山シ...

宇部日報社

市長賞に花園自治会、春の花壇コンクール、特別賞や最優秀賞決まる【宇部】

 宇部市春の花壇コンクールの受賞団体が決まり、最高賞の市長賞には東岐波の国道190号沿いの花壇を彩った花園自治会(伊藤昌洋会長)が輝いた。市、市ガーデンシティ緑化運動推進委員会(会長・篠﨑圭二市...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク