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児童と集落民、青空の下で田植え 鹿児島県龍郷町の秋名小

一つずつ丁寧に田植えを行う参加者=8日、龍郷町

 鹿児島県龍郷町の秋名小学校(南一秀校長、児童22人)は8日、もち米の田植えを行った。児童らは抜けるような青空の下、地域住民の指導を受けながら作業に汗を流した。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの田植えとなった。

 同校近くに約4アールの田んぼ「あゆみの田」を保有。年間を通した稲作活動「あきな田ぶくろ物語」を実施している。保護者をはじめ校区内の住民ら30人ほどが作業に協力した。

 南校長は田植え前に「3年分の思いを込めて丁寧に植えて」と児童らに声掛け。参加者は泥に足を取られながらも、一列に並んで息を合わせて苗を植え付けた。

 初めて田植えをした2年生児童は「泥が気持ちよかった。立った瞬間転んじゃったけど、楽しかった」と満面の笑み。作業に参加した幾里集落の隈元信一郎区長(63)は「稲作活動は学校と地域を結び付ける主要行事。今年は田植えができてよかった」と話した。

 稲の刈り取りは7月中旬の見通し。80キロの収穫が目標で、12月上旬には育てたもち米で餅つきを行う。

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