常盤講公園のコブハクチョウ抱卵中 久々のひな誕生に期待【宇部】

卵を温めるクリーム(市常盤動物園協会提供)
常盤公園で飼育しているコブハクチョウの産卵が確認され、8日現在、常盤湖そばの飼育舎で親鳥が6個の卵を温めている。早ければ5月のゴールデンウイーク明けごろにふ化する可能性があり、関係者の間で久々のひな誕生に期待が高まっている。 親鳥は、2019年に神戸どうぶつ王国から譲り受けたクリーム(雌)とボス(雄)のつがい。3月18~30日に7個を産卵したが、一つは巣の外で割れた状態で発見された。過去2年間も産卵はしたものの、20年はふ化の2日後にひなが死亡し、21年はすべて無精卵だったため、繁殖には至らなかった。 10年2月に高病原性鳥インフルエンザの影響で常盤湖のハクチョウ類を殺処分。17年5月に飼育を再開し、現在はコブハクチョウ4羽、コクチョウ1羽の計5羽がいる。鳥インフルエンザ対策で毎年10月から飼育舎に収容し、翌年5月に湖に放鳥しているが、抱卵の関係もあり今年の放鳥時期は未定。 抱卵期間中のハクチョウは神経質になるため、飼育舎周辺では大きな声や音を出さないよう来園者に呼び掛けている。市ときわ公園課の東原隆課長は「今年こそ、市民の皆さんに親鳥とひなが一緒に湖を泳ぐかわいらしい姿を見てほしい。静かに見守ってもらえたら」と話した。
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