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荘内日報社

コロナ後見据え取り組み強化 行政機関や企業・団体 22年度スタートに決意

 庄内地方の行政機関や企業・団体などで1日、2022年度のスタートに伴う辞令交付式や入社式が行われ、新規採用の職員や社員らが社会人として一歩を踏み出した。各組織のトップらは、引き続く新型コロナウイルス感染症の影響やロシア軍によるウクライナ侵攻の国際情勢を念頭に社会の変化への組織挙げての対応を強調しつつ、「コロナ後」を見据えた事業展開への意識改革と取り組み強化を呼び掛けた。

鶴岡市役所で行われた新採職員への辞令交付。新型コロナの影響が続く中、22年度がスタートした

【鶴岡市役所】午前9時から市役所で新採職員59人に辞令を交付した。引き続き市総合保健福祉センターにこ・ふるで、定期人事異動に伴う主査級以上(部長級、次長・参事級)の職員133人への辞令交付式を行った。辞令交付後、皆川治市長は「従来の業務に加え、新たな課題に対応する必要もあり、部署を超えて連携を図り、互いに課題を共有して解決を図っていく取り組みが求められている。SDGs未来都市の推進、本番を迎える酒井家庄内入部400年の各種関連事業、市民参画のまちづくり推進など鶴岡市の発展に向け引き続き取り組んでほしい」と訓示した。

【酒田市役所】丸山至市長は希望ホール小ホールで行われた辞令交付式に臨み、異動のあった幹部職員と新規採用職員への辞令交付、新採職員による服務宣誓に続き午前9時20分ごろから訓示した。

 丸山市長は、酒田の特長として▽自治都市として独自の個性を持つ▽県内唯一の重要港湾がある▽北前船の連携による国内外との交流―を挙げ、幹部職員に対して「産業振興、健康福祉、教育振興などさまざまな課題解決をけん引するのは市役所と思う。地域の発展に向けて市役所という組織が先導していかなくてはいけない。潜在能力はあるが、潜在能力のまま留まっているのがこの地域。市民にもっと実利を示し、国や県から認めてもらう必要がある。一緒になって酒田をアピールするための仕掛けづくりを進めたい」と述べた。

 一方、新採職員には「自らの人生における目標達成だけでなく、この地域に住む皆さんの幸せも生み出してもらいたい。強い使命感を持って職務に当たってほしい」と。そして「これからさまざまな課題が降りかかると思うが、めげずに一緒に頑張っていこう」と呼び掛けた。

【県庁】午前10時半に吉村美栄子知事が訓示。昨年に続いて新型コロナウイルス感染症の拡大防止に配慮し、庁内テレビを使用した。各部局内で職員が耳を傾ける中、吉村知事は「ワクチン接種が進み、少しずつコロナ禍以前の生活を取り戻しつつあるように感じる。新年度を迎え人の動く季節だが、これまでの経験と知識を生かし油断なく基本的な感染防止対策を講じ、ウィズコロナ、ポストコロナの社会を築いていこう。また、コロナだけでなく人口減少や少子高齢化など諸課題に立ち向かい、元気な山形を取り戻すため皆さんと一緒にこの難局を乗り越えたい」と呼び掛けた。

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