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宇部日報社

「宇部まちづくりシンポジウム」

討論するパネリストたち(文化会館で)

 にぎわい宇部(藤村雄志社長)主催の第1回「宇部まちづくりシンポジウム」は30日、文化会館で開かれた。会場とオンライン配信で200人が参加し、地域開発の歴史的背景や現状、今後の社会環境の変化などを踏まえながら、100年後の未来を見据えた宇部のまちづくりの在り方について考えた。市、宇部商工会議所後援。  にぎわい宇部では、これまでの中心市街地活性化事業と併せて、新たに「ひとづくり」「情報発信」に取り組んでいる。シンポジウムは、市制100周年を迎えた宇部の持続的な発展の実現に向けて、市民と共に学ぶ場をつくろうと企画された。  第1部では、ユニバーサルデザイン総合研究所(東京都)の赤池学所長が講演。「まちのデザイン」と題して、地域資源を活用した全国の取り組み事例などを紹介しながら、地域の産業をどうデザインしていくかについて話した。  価値のイノベーションを通じて、これまでつながりのなかった企業や行政、金融機関、地域団体などを結び付けて新しい価値を開発していくことの重要性を話し「同じミッションを共有する組織を地域内につくることが、まちづくりに欠かせないエンジン。域内外の有識者らと議論し、連携して宇部の可能性を探って」などと呼び掛けた。  第2部では、平山雄太さん(世界経済フォーラム第四次産業革命日本センタープロジェクト長)、宋俊煥さん(山口大工学部感性デザイン工学科准教授)、加藤倫之さん(伊勢志摩総合研究所代表取締役)の3人が「これからのまちづくり」をテーマに討論。藤村社長が進行役を務め、今できること、残すべきものについて各専門分野から意見を交わした。藤村社長は「きょうを一つのきっかけに、みんなでまちをつくっていくという意識を共有し、今後に生かしていけたら」と締めくくった。

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