ウッド・ビルディングに登録【釧路・厚岸】

釧路さかえ保育園で普段子供たちが昼寝する部屋の天井は森の中をイメージ
道産木材を活用した建築物の普及や魅力発信に向け道が募集している「HOKKAIDO WOOD BUILDING(ホッカイドウ・ウッド・ビルディング)」に釧路管内から、認定こども園釧路さかえ保育園(釧路市幸町11)と厚浜木材加工協同組合集成材加工工場(厚岸町山の手2)が登録され、30日に同園で交付式が行われた。登録は昨年12月で、道内では4、5番目。
2021年9月に新園舎が完成した同園は、釧路管内産のカラマツ集成材など180立方㍍の木材を使用。「木のぬくもりを子供たちに伝えたい」(山本久美園長)という思いをくみ、昼寝部屋の天井部分は「森の中にいるようなイメージをデザインした」と武田建築設計事務所の石井孝行社長は言う。
今回加工場が登録された厚浜木材は、同園の建築に使われたカラマツ集成材の製造も行っているが、慶伊勝司理事長は「木材の生産から加工、設計、施工まですべて釧路地域で行った。オーナーや設計者が木造建築に取り組むきっかけになれば」と話している。
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