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荘内日報社

鶴岡の国指定史跡・松ケ岡開墾場「4番蚕室」 愛称は「シルクミライ館」 4月16日オープン 絹産業の歴史・文化に触れる

 鶴岡市は、絹織物体験施設としてリニューアルを進めている国指定史跡・松ケ岡開墾場の4番蚕室について、愛称を「シルクミライ館」に決め、4月16日(土)にオープン。同市の絹産業の歴史や文化に触れ、楽しみながら学ぶことができる施設で、無料で入館できる。

4月16日に「シルクミライ館」としてリニューアルオープンする松ケ岡開墾場の4番蚕室

 日本遺産「サムライゆかりのシルク」を構成する文化財として中核を担う同開墾場に、新たな魅力を創出するもの。昨年度から市が整備を進めていた。

 4番蚕室は現存する明治初期建設の大蚕室5棟のうちの一つ。3階建て蚕室のうち、1階では養蚕から絹製品になるまでの絹織物の一貫工程を映像で紹介。繭玉やキビソに触れられるほか、実際に使用されている道具類も見学でき、糸紡ぎや手織りなどの体験もできる。鶴岡シルクの製品を販売するショップも入る。

 2階には復元した養蚕棚を展示。6月と9月には実際に蚕の展示飼育も計画。研修室3室も配置し、シルク製品のほか、鶴岡中央高のシルクガールズが制作したドレス展示など高校生たちの研究成果も紹介。「サムライゆかりのシルク」のストーリーとともに、鶴岡のシルクの魅力を発信する新たな拠点としていく。

 愛称の「シルクミライ館」は、松ケ岡地区の住民や地元の広瀬小5、6年生の協力で決めた。同市の絹や絹産業の歴史・文化に触れ、新しい価値を創造する未来志向の施設としての思いが込められた。開館時間は午前9時―午後4時、定休日は水曜日(祝日の場合は翌平日)で、入館無料。

リニューアルのイメージ図

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