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宇部日報社

厚南岡田屋で百手祭本祭 2年ぶり屋外で的射神事【宇部】

力強く弓を射る若者たち(岡田屋公会堂で)

 宇部市厚南岡田屋の伝統行事「百手祭(ももてさい)」の本祭が27日、岡田屋公会堂で開かれた。爽やかな好天に恵まれ、2年ぶりに屋外で的射神事を実施。若者たちが地域安泰や世界平和を願い、悪鬼に見立てた的を矢で射抜いた。岡田屋百手祭保存会(西田恭徳会長)主催。

 1468(応仁2)年に地域で流行した疫病を鎮めるため、的射を奉納したのが始まりと伝えられる。以後毎年、地域住民が伝承し、今年で554回目。1972(昭和47)年には、市内第1号の市無形民俗文化財に指定された。

 コロナ禍のため、的射の本数は通常の3分の1に減らした。射手は5人。28メートル先にある黒い的を目掛けて1人につき24射を放ち、命中すると太鼓が打ち鳴らされた。

 規模縮小は3年連続。同祭の始まりとなる2週間前の胴付け神事後から連日行うはずの射手の稽古はできなかった。餅まきや福引、子ども会バザー、直会(なおらい)も中止した。

 西田会長は「無事に行事ができて一安心。ただ、この3年間で新たな奉仕者を育てることができず、保存会を受け継いでくれる若手もなかなか見つからない。コロナが収束し、通常開催に戻ったときに、どのように継承していくか課題は残る」と話した。

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