新入生オリエンテーション後に制服リレー会場で制服を選ぶ親子＝25日午前、八重山高校多目的室

　八重山高校家庭クラブ（前底颯希部長・36人）は25日、使わなくなった制服を後輩が受け継ぐ「制服リレー」を同校多目的教室で開催した。

　セーラー服や学ラン、スカーフ、ローファーなど総数84点を午前と午後の部の2回に分けて展示。新入生らは、サイズを見ながら自分に合うものを選んだ。

　スカートとローファーを選んだ、新入生の大塚琉那さん（15）は「制服を譲ってくださった先輩方の思いを大事にして大切に使ってまた後輩たちに引き継いでいきたい」と感謝した。

　同クラブは今月18日に徳島県で開かれたエシカル甲子園2021全国大会で「制服リレー」の取り組みを紹介し、日本エシカル推進協議会会長賞を受賞した。