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長野日報社

地域貢献交流ごみ拾い 辰高フォーラム

町内で拾い集めたごみを持ち寄って分別する辰野高校の生徒たち

 辰野町の辰野高校(宮原明和校長)は12日、開かれた学校づくりを推進する「辰高フォーラム」を行った。従来のテーマ討論ではなく、ごみ拾いによる地域貢献とオリエンテーリングを組み合わせた生徒発案の新企画「クリーン・アップ・オリエンテーリング(CUO)」を実施。全校生徒約430人が町内のチェックポイントを巡ってごみを拾い歩き、仲間や住民とさわやかに交流を図った。

 辰高フォーラムは、地域との意見交換を通じてより良い学校づくりにつなげる行事で21回目。昨年度フォーラムで生徒会総務が「自分から校外へ飛び出して地域貢献しよう」と提案したごみ拾いのアイデアを基に、拾ったごみの量やチェックポイントの通過数、クイズの正答率を得点化して競うCUOを企画した。

 生徒は同級生4~7人でチームを組み、数時間かけて歩くコースを設定。JR辰野駅やほたる童謡公園、荒神山など約50カ所に設けたチェックポイントを回り、町の文化財や学校の沿革などに関するクイズを解いていった。

 学校に戻った生徒たちの手には、ビニール袋いっぱいのごみが。弁当容器にペットボトルのほか、たばこの吸い殻、古いタイヤもあり、丁寧に分別した。後日集計して、2学期終業式で成績発表と優秀チームの表彰を行う。

 生徒会の木村帝勅会長(18)=辰野町=は「ごみを拾っていた時に感謝の言葉を掛けてくれる人もいた。広範囲で全校活動をすることで、辰高生の取り組みを見てもらえたと思う」と話した。宮原校長は「地域のために何ができるか考えるきっかけになったのでは。今後の学校生活に成果を生かしてほしい」と期待を込めていた。

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