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卒業シーズン迎える 郡内小学校 32校633人が巣立つ

堂々と卒業証書を受け取る登野城小学校の卒業生=23日午後、同校体育館

サプライズで卒業生を祝福したきいやま商店の3人=23日午後、登野城小体育館

 郡内小学校の卒業式シーズンがピークを迎えている。今年は郡内公立小学校と海星小学校、八重山特別支援学校小学部を含め32校で計633人が卒業する。 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、保護者のみの参加とするなど規模を縮小して開催。出席できない在校生のためにライブ中継する学校もあった。

 このうち登野城小学校(棚原広幸校長、674人)では、23日午後1時30分から式を実施。卒業生105人が卒業証書を受け取り、6年間過ごした学び舎を巣立った。

 棚原校長は式辞で「どんな時も前向きな考えやチャレンジ精神でこれからの未来をつくっていってください」と旅立つ児童らを鼓舞。保護者を代表して仲本英男さんが「楽しいことがあったらマスクをしても分かるくらい笑ってください。顔を見て伝えたいことはしっかり伝えてください。応援している人がたくさんいることを忘れないでください」とエールを送った。

 在校生を代表して、高良初音さん(11)が「みなさんから学んだ一つ一つを大切に引き継ぎ、141年目の歩みをしっかりと踏みしめ、輝きいっぱいの登野城小学校を築いていけるようみんなで力を合わせてがんばります」と決意し、卒業生を祝福した。

 卒業生を代表して、慶田盛信翔さん(12)は「140周年の節目に石垣島で最も歴史のある登野城小学校に通い、卒業できることをうれしく思う。これからも私たちの活躍と登野城小学校の発展を応援をお願いします」と門出のことばを述べた。

 この後、創立140周年記念式典の功労者として砂川栄秀さんに感謝状が贈られた。式の最後には同校卒業生のきいやま商店の3人がサプライズで「また明日」を歌い、卒業を祝った。

 式は、新型コロナ感染対策のため、人数の制限や時間短縮を行った。

 今年の卒業生は、石垣市561人、竹富町53人、与那国町19人。

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