全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

長野日報社

御柱祭下社山出し曳行迂回路「御柱古道」を整備 長野県下諏訪町

下社山出しの曳行路と並行する「御柱古道」の傷んだ木橋を補修した下諏訪町職員

 長野県下諏訪町は23日、諏訪大社御柱祭下社山出しの曳行路である県道八島高原線と並行して北側の山腹を通る遊歩道「御柱古道」の、職員による整備作業を行った。古道は御柱の曳き出し地点「棚木場」から「斧立社」までを結ぶ総距離1700メートルの小道で、混雑する山出し曳行路の迂回路として使われてきた。今回、通常時も森林浴を楽しむ散策路として整備する。工事は3月末に完了予定。

 森林の公益性を高める活動などに助成する県林業コンサルタント協会の「森と人いきいき助成事業」の補助金500万円を活用。これまでに、斧立社や蝶ケ沢、鼓舞沢橋、野田ケ沢、棚木場など県道との接続路がある6カ所に案内看板を設置。次のポイントまでの距離や所要時間、マップなどを載せ、散策しやすい環境を整えた。

 昨年8月の豪雨で古道にある木橋20基のうち5基が流失したため、業者が鉄製の橋を設置する工事も順次進めている。

 23日は、町産業振興課職員5人が傷んだ木道の補修作業を行った。当初、山出し前に大総代らと協力して実施する予定だったが、新型コロナウイルス感染症予防の観点から職員のみで行った。棚木場近くの木橋では、橋下の土砂を取り除いたり、丸太を新しいものに取り換えたりし、針金で固定した。

 同課担当者は「今回は山出しの曳行がなくなり、祭り本番では使用しないが、観光資源として通常時でも御柱祭を感じながら歩き、心と体のリフレッシュにつなげてほしい」と話した。

関連記事

宇部日報社

市長賞に花園自治会、春の花壇コンクール、特別賞や最優秀賞決まる【宇部】

 宇部市春の花壇コンクールの受賞団体が決まり、最高賞の市長賞には東岐波の国道190号沿いの花壇を彩った花園自治会(伊藤昌洋会長)が輝いた。市、市ガーデンシティ緑化運動推進委員会(会長・篠﨑圭二市...

紀伊民報社

南高梅が不作 平年の3割弱 梅の着果調査

 JAや日高振興局などでつくる「日高果樹技術者協議会」は19日、和歌山県の御坊・日高の4市町で実施した本年産南高梅の着果調査結果を発表した。主産地であるみなべ町と印南町の着果数は、過去10年平均...

苫小牧市ロゴマーク制定記念 22日に切手シート発売

日本郵便北海道支社は22日から、苫小牧市のロゴマーク制定を記念したオリジナルフレーム切手の販売を始める。84円切手10枚から成るシートで1枚は市のロゴマーク、残り9枚はとまチョップが樽前山山頂に登...

荘内日報社

龍神様とご縁を結ぶ 善寳寺 「辰歳御縁年記念企画」始まる

 鶴岡市下川の龍澤山善寳寺で12年に1度の「辰歳(たつどし)御縁年記念企画」が始まった。本堂で祈祷を受けた後、奥の院・龍王殿を拝観し「龍神様」とご縁を結ぶ。このほか国の重要文化財に指定されている絵画「...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク