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宇部日報社

子どもたちが地元の川にホタルの幼虫

ホタルを放流する児童(上梅田川で)

 山口県宇部市の原小(佐々木智子校長)の4年生54人と黒石中(鶴永幸彦校長)の3年生7人が11日、上梅田川の中原橋付近にホタルの幼虫約500匹を放流し、来夏の乱舞に思いをはせた。原校区コミュニティー推進協議会(室重守会長)主催。

 戦前はホタルが飛び交っていた上梅田川だが、ごみのポイ捨てなどで汚染が進んだ。同協議会は、ふるさとの自然を守るために2009年、有帆川で採取したホタルを使って復活事業を開始。12年のピーク時には78匹のホタルが確認され川面を彩ったが、以降は減少傾向にあり、今年は6匹にとどまった。 室重会長は「ホタルが飛べば、川に対する意識も変わる。地域とのつながりを大切にして」と思いを語った。

 放流には、黒石中の有志で結成された「ホタルボーイズ&ガールズ」からも7人が参加。生徒たちは協議会と協力して幼虫を採取し、餌やりなどの世話をしてきた。幼虫は5~20ミリ程度で、中学生がスポイトで吸って紙コップに移し、小学生の手で川のくぼみ、草の陰などにそっと放流した。

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