日本童画大賞の受賞作並ぶ 長野県岡谷市のイルフ童画館

絵本部門のダミー絵本を手に取ることもできる日本童画大賞受賞作品展
長野県岡谷市のイルフ童画館で、第11回武井武雄記念日本童画大賞の受賞作品展が開かれている。日本童画大賞を受賞したタブロー部門の「真夜中の訪問者」、絵本部門の「おかしなおかしのおかしなはなし」、こども絵本部門イルフ賞の「このアリクイはなぜか木から下りたことがない」をはじめ、入賞・入選作品を展示している。21日まで。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2月に開く予定が延期になっていた。会場の同館1階はらっぱには、タブロー部門のタブロー画(1枚絵)10点、絵本部門の11作品の原画15点、こども絵本部門の7作品の原画7点を展示。絵本部門の応募全104作品のダミー絵本も並べた。
「異界の住人」をテーマとしたタブロー部門は、鬼や妖精など多彩なモチーフで1点ずつ趣が異なる作品がずらり。絵本部門はダミー絵本を手に取って見ることができる。こども絵本部門は子どもならではの豊かな発想の作品を紹介している。
同館では「応募作品のクオリティーが上がっている。大賞への熱い思いが感じられるので、審査員になったつもりでお気に入りを探して楽しんでもらえたら」と来館を呼び掛けている。
受賞作品展は入場無料。岡谷市と同館は21日午前11時から、オンラインによる授賞式をカノラホールで開く。
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