全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

紀伊民報社

AI使いバスで路面診断 空港会社とNEC、一般道で実験

南紀白浜空港と新宮・東牟婁を結ぶリムジンバス。円内はバスに設置したドライブレコーダー(和歌山県白浜町の南紀白浜空港で)

 南紀白浜エアポート(和歌山県白浜町)とNEC(東京都)は、熊野御坊南海バス(和歌山県新宮市)と連携し、ドライブレコーダー(ドラレコ)の画像から人工知能(AI)が路面の損傷具合を診断・評価する技術を一般道で使えないか実験を始める。バスに旅客輸送だけでなく道路点検の役割も担ってもらおうという取り組みで、国土交通省も注目している。

 白浜空港―新宮・東牟婁間(片道103キロ)を1日2往復しているリムジンバスに、路面を撮影できる角度でドラレコを新たに設置。コースの紀勢自動車道や国道42号で、ひび割れや凸凹を検知できるか実験する。建設コンサルタント「オリエンタルコンサルタンツ」(東京都)は知見を提供する形で協力する。
 10日からの1カ月間を実証期間とし、得たデータは国交省へ提供する方針。期間は延長することがある。
 道路の点検業務の効率化を図りつつ、バスが走る目的を増やせないかと考えた。エアポート社では「特に地方のインフラ事業者に希望を与えられる取り組みになればいい」と期待している。
 ドラレコの画像からAIが診断・評価する技術は、白浜空港の滑走路点検に導入している。目視による見落としの可能性を軽減でき、舗装劣化の進み具合も測れるという。社会資本の維持、補修に関する優れた取り組みを表彰する「インフラメンテナンス大賞」で、この技術は国土交通大臣賞を受賞している。
 紀勢道や国道42号を管理する紀南河川国道事務所(田辺市中万呂)は「どんな効果があるのか注目している」と話している。現在は、目視や車両に付けているドラレコの映像から点検しているという。

関連記事

北羽新報社

花嫁行列あでやか、見物客を魅了 能代市の日吉神社「嫁見まつり」

 能代市御指南町の日吉神社(平賀優子宮司)の伝統行事「嫁見まつり」は18日に行われた。県内外から参加した女性4人が色打ち掛けを羽織って新緑に包まれた参道を静々と歩き、見物客を魅了した。境内では飲食...

豊川出身・深谷選手が7人制サッカー日本代表に

 豊川市出身の元Jリーガー深谷圭佑選手(25)が、今月末からメキシコで開催される7人制サッカーの「キングス・ワールドカップ」の日本代表に選ばれた。渡航前に東愛知新聞社を訪れ、堀内一孝社長に「東三河地...

医療従事へ意識向上

 「看護の日」(5月12日)のにちなみ、医療法人上善会かりゆし病院(境田康二院長)は18日、高校生を招いて「ふれあい看護体験」を実施した。八重山高校3年生の5人が参加し、自身の希望する職種(医師、看護...

釧路新聞社

内航定期コンテナ船、釧路初入港【釧路市】

 釧路港、十勝港(十勝管内広尾町)の2港と首都圏の京浜港と結ぶ、新たなコンテナ船の内航定期航路が開設され18日、第1便が釧路港に入港した。関係機関でつくる釧路港利用整備促進協議会は同日、同港でセレ...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク