AI使いバスで路面診断 空港会社とNEC、一般道で実験

南紀白浜空港と新宮・東牟婁を結ぶリムジンバス。円内はバスに設置したドライブレコーダー(和歌山県白浜町の南紀白浜空港で)
南紀白浜エアポート(和歌山県白浜町)とNEC(東京都)は、熊野御坊南海バス(和歌山県新宮市)と連携し、ドライブレコーダー(ドラレコ)の画像から人工知能(AI)が路面の損傷具合を診断・評価する技術を一般道で使えないか実験を始める。バスに旅客輸送だけでなく道路点検の役割も担ってもらおうという取り組みで、国土交通省も注目している。
白浜空港―新宮・東牟婁間(片道103キロ)を1日2往復しているリムジンバスに、路面を撮影できる角度でドラレコを新たに設置。コースの紀勢自動車道や国道42号で、ひび割れや凸凹を検知できるか実験する。建設コンサルタント「オリエンタルコンサルタンツ」(東京都)は知見を提供する形で協力する。
10日からの1カ月間を実証期間とし、得たデータは国交省へ提供する方針。期間は延長することがある。
道路の点検業務の効率化を図りつつ、バスが走る目的を増やせないかと考えた。エアポート社では「特に地方のインフラ事業者に希望を与えられる取り組みになればいい」と期待している。
ドラレコの画像からAIが診断・評価する技術は、白浜空港の滑走路点検に導入している。目視による見落としの可能性を軽減でき、舗装劣化の進み具合も測れるという。社会資本の維持、補修に関する優れた取り組みを表彰する「インフラメンテナンス大賞」で、この技術は国土交通大臣賞を受賞している。
紀勢道や国道42号を管理する紀南河川国道事務所(田辺市中万呂)は「どんな効果があるのか注目している」と話している。現在は、目視や車両に付けているドラレコの映像から点検しているという。
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