届け読者の熱いメッセージ 南海日日新聞社 大高野球部へ千羽鶴7700羽贈る

応援メッセージ入りの千羽鶴7700羽を贈る南海日日新聞社の村山社長(左から2人目)らと黒木校長(同3人目)=7日、鹿児島県奄美市名瀬の県立大島高校
南海日日新聞社(本社・鹿児島県奄美市名瀬、村山三千夫社長)は7日、第94回選抜高校野球大会(18日開幕、兵庫・阪神甲子園球場)に出場する県立大島高校野球部に、応援のメッセージが書かれた千羽鶴7700羽と寄付金を贈った。
折り鶴の贈呈は、読者の応援メッセージを添えて大高ナインに届けようと企画。紙面に印刷した大島紬デザインの折り紙の利用を読者に呼び掛けたところ、羽の部分に「夢と希望をありがとう」「試合を楽しんで」などの応援メッセージが書かれた多数の折り鶴が寄せられた。
届いた折り鶴は、本場奄美大島紬協同組合女性部会(前田紀子会長)の協力も得て、千羽鶴に束ねられた。村山社長や前田会長らが7日、奄美市名瀬の同校校長室を訪れ、黒木哲二校長に手渡した。
黒木校長は「奄美群島や全国各地の関係者が大高によせる期待が大きいと感じた。皆さんの声援で選手たちの気持ちも湧きあがり、力に変えて全力で戦ってくれると思う」と感謝。
村山社長は「勝ち負けだけでなく、地元の人たちを元気にしてくれる素晴らしい試合を期待しています」と激励。前田会長も「全国各地のシマッチュの熱い応援の気持ちがこもった鶴をつづることができ、感謝している。最強の運とチャンスをつかんだ野球部には楽しみながら頑張ってきてほしい」と話した。
大島高校は22日、1回戦第2試合で明秀日立(茨城)と対戦する。
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