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お笑い芸人がリモート授業 ツッコミは、気づく力? 西表上原小

上原小で行われたICTを利用したキャリア支援学習=7日午後、同校

 【西表】NTT西日本沖縄支店(古江健太郎支店長)は7日、㈱ラフ&ピースマザーと連携し、上原小学校(真喜志達哉校長)でキャリア支援学習「お笑い芸人の令和ロマン、およびハナフラワーによるツッコミ力養成講座~ツッコミで学ぶ、気づく力~」を実施した。

 NTTが離島振興や人材育成等の沖縄県の社会課題に対してICTを用いて解決・貢献する観点で実施している事業で、5・6年生を対象にコミュニケーション力の強化を目的に行われた。

 沖縄で活躍するお笑い芸人「ハナフラワー」の2人が来校し、中庭でまずはネタ見せすると、児童は大爆笑。教室に入り、オンラインで東京会場のお笑い芸人「令和ロマン」と児童をつなぎ、ハナフラワーをモデレータに授業を進めた。

ネタを披露するお笑い芸人「ハナフラワー」。左がグレキンさん=7日午後、上原小学校中庭

 授業は、お笑いでやってはいけないことや、ボケとツッコミの解説からスタート。イラストでお題を出され、どうツッコムか、回答を出し合った。児童らの意外な回答に、芸人側が驚く場面もあった。

 ハナフラワーの〝グレキン〟さんこと金城昴希さんは石垣市出身。小6の時に芸人になろうと決めて高校卒業後に養成所に入ったが、こんなに大変とは思わなかったそう。八重山の先輩から職業談も聞けて、児童らは「相方とどちらが面白いか」「一番すべったネタをやってほしい」とツッコミの時より遠慮のない質問をぶつけていた。

 授業後に、児童らは一斉にハナフラワーを取り囲み、交流している時間がとても楽しそうだった。(曽根田容子西部通信員)

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