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宇部日報社

ライジンに花 従十年に1度、幸運招く

雷神の花

 山口県宇部市の常盤公園内ときわミュージアム「世界を旅する植物館」で、数十年に1度しか咲かないとされる多肉植物のライジンが開花し始めた。北中アメリカゾーンにあり、花びらがなく派手さはないが、たくさんのおしべが突き出した特徴的な花を咲かせて来園者の注目を集めている。

 1995年の旧熱帯植物館開館時に植栽されてから一度も咲いたことがなかった。しかし、先月初めごろから茎のような部分の花梗(かこう)の成長が著しく、開花の兆候を見せ始めた。50センチ程度だった花梗は、12個のつぼみを付けながら1カ月間で約2・5メートルまで成長。下のつぼみから順番に咲いていくもので、一番下が8日に咲いた。

 花は咲くと1~2日程度しか持たない。開花は今月下旬まで続き、その後、この株は枯れてしまう。世話をしている嘱託職員の中塚寿さんは「植栽から22年を経て初めて咲くという花は他にない。ライジンの花を見た人は、雷神の力を得て幸せになれるという伝説があるので、ぜひ観賞して」と話している。

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