高泊小で算数教室 算数の魅力に触れる 山陽小野田市

佐々木さん(右)にヒントをもらいながらサイコロを作る子どもたち(高泊小で)
山陽小野田市の高泊小(椿英一校長)で2日、5年生を対象に算数教室が開かれた。31人が数字を使ったパズル、サイコロの製作などに挑戦し、発想を転換すると面白いように解ける算数の魅力に触れた。 市の事業「心ときめき教室」の一環。海上自衛隊小月航空基地でパイロット候補生の数学教官をしている佐々木淳さん(41)が講師を務めた。 数字を使ったパズルは、地道に計算していくよりも、法則に気が付くことができると、空欄になった箇所の答えが簡単に導き出せた。面積のクイズも、補助線を書き加えてみると、すぐに解答にたどり着けた。 サイコロ製作は、普通は6面で構成されているが、7面が連なった紙から作ってみようというミッション。二つの面をそれぞれ三角形になるように折って、一つの正方形の面として組み立てることに気付き、真っ先に完成させた河口大朗君は「ひらめいたら簡単だった。きょうの算数の問題はゲームみたいで楽しい」と感想を語った。 佐々木さんは「視点を変えれば算数は解ける、面白いんだと知ってほしい。子ども同士で考え、教え合う姿が見られたのが良かった」と話していた。
関連記事
梅とミカンの魅力PR 小学生が電子ポスター
和歌山県田辺市の会津小学校(下万呂)の4年生(64人)が梅とミカンの魅力をまとめた「ムービングポスター」(電子ポスター)をJR紀伊田辺駅、田辺エンプラス、市役所、市立武道館の4カ所で上映してい...
山形在来作物研究会が文化庁認定 食文化「知の活用」振興優良事例
“在来品種は生きた文化財”伝承 保存の必要性や地域振興への取り組み評価 在来作物の存在を広めた山形在来作物研究会(会長・江頭宏昌(ひろあき)山形大学農学部教授)が、文化庁の「食文化『知の活用』振...
自転車ヘルメットが品薄状態 4月から着用努力義務【宇部】
全年齢に拡大受け、需要増 道路交通法の改正に伴い、4月1日から自転車でのヘルメット着用が努力義務化される。宇部警察署(錨敏之署長)では、市内の学校や自転車販売店などにチラシを配って法改...
勇払に桜花を咲かせる会が今月末で解散 会員の高齢化 苫小牧
苫小牧市勇払地区の住民らで構成する「勇払に桜花を咲かせる会」(宇野元会長)が、今月末で解散する。11年間で市道勇払沼ノ端線沿いの約2キロ区間にサクラを約200本植樹し、手入れも続けてきたが会員の高...