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長野日報社

24年3月末で閉校 長野県岡谷市医師会付属准看護学院

2024年3月末に閉校する岡谷市医師会付属准看護学院

 長野県岡谷市医師会付属准看護学院が、2023年度の新入生募集を停止して24年3月末で閉校することが1日、分かった。生徒数の減少などの理由から、運営する市医師会(今井智彦会長)が決めた。県内では准看護師を養成する全5校のうち、上田看護専門学校准看護学科が23年3月末の閉科を既に公表していた。

 准看護学院は1956年創立で、2年課程。卒業者総数は約1600人に上り、卒業生は看護師免許取得を目指し進学したり、県内外の医療機関に就職したりして地域医療を支えている。市医師会によると、15年ほど前から定員割れが続き、来年度入学予定者は定員30人のところ14人。授業料などの収入が減り、運営費を医師会の会費から補填するなどしてきたが、医師会の負担増大が懸念されていた。

 国のカリキュラム改定で指導内容が年々増え、対応する教員や実習受け入れ先の確保が難しい現状もある。医師会は同学院の運営について数年前から検討し、昨年10月に閉校の方針を決めた。市議会3月定例会一般質問2日目の1日、渡辺太郎氏の質問で明らかになった。同学院は同日までに、学院公式ホームページで公表していた。

 今井会長(65)は取材に「歴史ある学校の閉校は勇気がいる決断だが、これまで尽力してくれた先輩医師も納得してくれた。残念だが仕方がない」と胸の内を明かした。  県医師・看護人材確保対策課や市医師会によると、全国的に、医療の高度化に対応し正看護師の募集に力を入れる病院や、4年制大学で看護を学ぶ人が増えており、県内でも看護大学や大学の看護科に学生が流れている。

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