選手、母校訪れ感謝―北京五輪「たくさんの応援が力に」―アイスホッケー女子
北京冬季五輪アイスホッケー女子日本代表(スマイルジャパン)の苫小牧東高校出身選手4人が25日、母校を訪れ、後輩たちに応援の感謝と夢をかなえるために大切なことなどを伝えた。

母校を訪れたスマイルジャパンの4選手
来校したのはFWとして初の決勝リーグ進出に大きく貢献した大澤ちほ、米山知奈、高涼風、三浦芽依の4人。体育館での報告会では「たくさんの応援が力になった」と話し、2年生以下約470人の生徒に、人生における困難の乗り越え方などについて話した。 主将を務めた大澤は、スクリーンを用いて選手村での生活の様子やこれまでの苦労について「夢をかなえるためには何事も常に楽しみ、長期的な目標を立て、自分を信じることが大切」と語った。 南俊明校長は「厳しいトレーニングの末につかんだ勝利や初の決勝リーグ進出という歴史的な結果に感動した」とあいさつ。生徒代表で、アイスホッケー部の後輩の清川瑠花さん(2年)は「試合を見てオリンピック選手になりたいと思った。目標に向かって努力していきたい」と話していた。選手4人には花束が贈られ、会場は惜しみない拍手で包まれた。 また、生徒からは「緊張した時の対処法は」などの質問が出された。スマイルからは「自分の調子がいい時の姿をイメージするとよい」とアドバイスしていた。 報告会後の大澤主将以外の選手のコメントは次の通り。 米山 「東高ホッケー部との練習試合で強くなれた。目標のメダルには届かなかったが、最後まで諦めないで戦えた」 高 「今の自分があるのは東高時代で体力を培ったから。ここの卒業生になれてよかった」 三浦 「初めてのオリンピックに緊張したが、応援が力になった。4年後はチームを引っ張れる選手になりたい」
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