サッカーの三浦知良選手が豊橋で練習試合

「キングカズ」ことサッカーの三浦知良選手(54)が所属するJFL・鈴鹿ポイントゲッターズと中京大学の練習試合が11日、豊橋市岩田総合運動公園球技場であった。地元サッカークラブに所属する子どもたちと保護者が招待され、スタンドから声援を送った。
静岡県出身。高校を中退して1982年にブラジルへ渡り、86年に18歳で名門サントスと契約。90年に帰国して読売クラブ(当時、後のヴェルディ川崎)に入団。Jリーグ初年度の93年に20得点を挙げ、MVPに輝いた。93年のワールドカップ(W杯)米国大会アジア最終予選では「ドーハの悲劇」を味わった。
先月、所属するJ2横浜FCから鈴鹿への期限付き移籍を発表した。プロ37年目で14番目の所属クラブになるという。昨季のリーグ戦出場は1試合にとどまり、出場機会を求めていた。
この日は、背番号11のユニフォームを着て、さっそうとピッチに姿を見せた。「カズ!」という声が観客席から飛ぶと、手を上げて応えた。
試合は前半、鈴鹿が押され気味の展開。フォワードの三浦選手も自陣に引きつけられ、ゴールチャンスは巡ってこなかった。それでも大学生を相手にボールを競り合い、味方に大声で指示を出すなど、キングの片鱗を見せた。前半30分で下がると、スタンドから拍手が起きた。
関連記事
防砂ネットを撤去 橋杭海水浴場
南紀串本観光協会は27日、和歌山県串本町くじの川の橋杭海水浴場に設置していた防砂ネットを撤去した。海水浴場では4月からビーチハウスの営業が始まり、イベントの開催も計画している。 ネットは、冬...
鶴岡市・酒田市・庄内町 水道事業を統合 広域水道企業団設立目指す
鶴岡、酒田、庄内の3市町の水道事業を統合し広域水道企業団の設立を目指す「庄内広域水道事業統合準備協議会」の設立総会が28日、酒田市役所で開かれた。3市町の水道事業を水平統合した企業団による事業を2026...
苫小牧の本田青果店 笑顔で別れ 「朝市」から始まり半世紀超 31日に幕
苫小牧市港町の「海の駅ぷらっとみなと市場」で、前身の公設食品卸売センター時代を含めて長年営業してきた「本田青果店」が31日、閉店する。店主の本田勅子さん(81)は、昭和の中ごろまで苫小牧駅前にあっ...
ばんえい十勝 名馬五頭 引退セレモニー
ばんえい十勝は19、20の両日、帯広競馬場で今年度限りで引退する5頭の引退セレモニーを開いた。5頭は余生を繁殖馬、種牡馬として過ごす。 引退するのは、ブチオ(牡10、今井茂雅調教師)、ア...