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三河日置流雪荷派が日本の弓文化を披露

具足弓の型を披露する渡邉さん(右)と牧野さん=豊川市役所で

 13日から4日間、韓国・イエチェン市で開かれる「イエチェンワールドアーチェリーフェスティバル2017」に日本代表として参加する豊川市の団体「三河日置流雪荷派(みかわへきりゅうせっかは)」の市内在住の渡邉二朗さん(65)=飲食店経営=と牧野陽太さん(24)=会社員=が5日、市役所で山脇実市長に熱意を語った。  毎回24万人が来場する大会にはアジアや欧州、北米や南米など20カ国から団体が参加し、それぞれの弓文化を披露する。競技で腕前を競うことはせず、弓を使ったデモンストレーションや街頭パレード、学校訪問などを予定。渡邉さんは日本文化を紹介する講演の講師も務める。  大会は世界の弓文化をユネスコ文化遺産に登録するための開催意義もあり、渡邉さんたちは戦国時代の侍さながらの衣装で、具足弓という弓を引く型を披露し、大会への意気込みを表現した。  牛久保八幡社で朝稽古を積み、祭事で神事を執り行う同派は、山本良輔さん(80)を師範に県内外の門徒16人で構成。室町時代に創始され、全国的に広まった同派は明治に侍がいなくなったことで減り、豊川市に唯一残る。伝統を生かした観光振興への貢献を評価され、伊奈史跡保存会の河合正昭さんの推薦で大会参加が決まった。  2年前の前回大会にも一人で参加した渡邉さんは「我々は絶滅危惧種だから、若い人にも広まって頑張ってくれる機会になれば」。後継者として期待される牧野さんは「中学から弓を始めて10年だが、三河の文化に携わりたい思いで入門した。日本の弓の優れた部分を伝えたい」と話した。

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