若き経営者の会が献血協力
来店客に献血への協力を呼び掛ける会員(ゆめタウン宇部で)
若き経営者の会(原洋司会長)主催の献血イベントが30日、ゆめタウン宇部で開かれた。不足している輸血用血液を安定確保するため、県赤十字血液センターと連携して実施。会員6人が参加し、来店客に理解と協力を呼び掛けた。 新型コロナの感染急拡大により、イベント中止や移動採血車(献血バス)の受け入れを自粛する企業が相次ぎ、献血への協力者が減って深刻な状況が続く。 同会企画文化部の山本大輔部長らが、のぼり旗を手に店舗入り口に立ち「協力をお願いします」とマスク越しに訴えた。通常はティッシュ、風船などを手渡すが、感染防止の観点から同センターに粗品を託し、受け付けを済ませた人にプレゼントする形に変更した。 この日は70人分(400ミリリットル献血)の血液確保を目標に行い、84人分の採血を達成。山本部長は「コンスタントに協力してくださる方もいて大変ありがたい。来年度も活動を継続していければ」と話した。 同センターによると、1月中に県内で予定していた献血バスの派遣は80会場中、500人分相当の13会場がキャンセルに。献血をもとに造られる血液製剤は国内自給が原則とされ、有効期間が採血から4日のものもある。1人当たりの献血の回数と量には制限があり、幅広い協力が不可欠。県内では1日約150人分の血液の確保に取り組んでおり、現時点ではA型とB型が不足気味となっている。
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