全国郷土紙連合

全国11新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

感動と興奮、生徒目線で 大島高新聞部が野球部特集号発行

大高ジャーナル第11号を発行した大島高校新聞部=27日、奄美市名瀬の同校

 鹿児島県立大島高校の新聞部(池之上博秋顧問、部員10人)は同校野球部のセンバツ出場決定を前に27日、「大高ジャーナル」第11号を発行した。野球部の九州大会準優勝を特集し、現地で見た熱戦や奄美から応援した大高生、地域住民の感動と興奮を生徒目線で伝えている。

 当初は昨年中の発行予定だったが、野球部の快進撃を受け、大幅に紙面構想を変更。A3判6ページの半分に野球部関連の話題を盛り込んだ。池之上顧問は「どうにかセンバツ出場校発表に間に合った。反響は大きく、1500部刷ったが足りなさそう」と息をつく。

 「興奮のあまりペンが止まらなくて大変だった」と話すのは新聞部で唯一、野球経験がある赤井洸太さん(1年)。諦めない精神を表す奄美方言「すっとごれ」を原稿に使い、粘り強く勝ち進む野球部をたたえた。

 赤井さんとともに九州大会準々決勝の興南戦を現地で取材した伊藤凜さん(2年)は「球場の熱気が読者に伝わるよう、着目する場面や載せる写真にこだわった」と振り返った。

 現地のリポート記事以外でも野球部を取り上げた。野﨑瞬さん(2年)は論説で、苦難を乗り越えた野球部の努力に言及。関佳世さん(1年)はインタビューで、大野稼頭央投手(2年)のマウンド上とは違った一面を引き出した。

 野球経験のない部員がほとんどで、基礎知識から学び直した今回の特集。畠山葉生部長(2年)は「記者として成長できる良い経験にもなった」と語った。

 大高ジャーナルは、同校公式「大高ブログ」でも公開されている。

関連記事

ファミマがバス待合所に 道内初 苫小牧市内2店舗で活用

 コンビニエンスストア大手のファミリーマート(東京)が、苫小牧市内の春日町店と住吉町店の2店舗をバス待合所として使ってもらうサービスを始めた。市内路線バスの維持に協力するもので、同社がバスの待合所...

英検準2級に14人合格 ホームステイなど村の支援受け 中札内中の3年生

 中札内中学校(森英樹校長、生徒123人)の3年生43人のうち14人が、高校中級程度とされる英検準2級に合格した。英語を担当する木村吾勝(あがつ)教諭(48)は、「中札内村の検定料助成による挑戦し...

荘内日報社

春の訪れ、おはやし響く 獅子舞の氏子巡り 鶴岡市神明町 春日神社

 鶴岡市神明町の春日神社(齋藤元宮司)に伝わる獅子舞の氏子巡りが18日に始まった。前日の雨が上がり日の差す市街地に軽快なはやしが響き渡り、めでたい獅子舞とともに間もなく訪れる春を告げた。  同神社...

宇部日報社

年度替わりでごみ収集繁忙 市環境保全センター、リユースも呼び掛け【宇部】

 新年度を前に、引っ越しに伴い大型の家電や家具を処分する人が多く、宇部市環境保全センターは繁忙期を迎えている。戸別収集の予約は来月下旬まで埋まっている状況。今月は粗大ごみを持ち込む人も増えてい...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク