全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

荘内日報社

鶴岡北高音楽部 全国“ダブル出場”

全日本合唱コンクールなど全国大会への“ダブル出場”を決め、今月の本番に向けて練習に励む鶴北高音楽部のメンバー

 鶴岡北高音楽部(佐藤亜美部長、部員42人)が、第70回全日本合唱コンクール全国大会(全日本合唱連盟など主催)と、第84回NHK全国学校音楽コンクール(全日本音楽教育研究会など主催)への“ダブル出場”を決め、今月の全国の舞台に向けて練習に励んでいる。昨年はNコンで県勢として36年ぶりに日本一に輝いた同部のさらなる飛躍。佐藤部長は「北高らしい演奏で全国一を目指したい」と話している。

 全日本合唱コンクールの東北支部大会は9月29日に福島県の郡山市民文化センターで行われ、県代表4校のうち鶴岡北が金賞を受賞し、全国への切符をつかんだ。全国コンクールへの出場は8年ぶり2回目。一方、Nコンの東北ブロックコンクールは同10日に宮城県の名取市文化会館で行われ、金賞の鶴岡北が3年連続の全国出場を決めた。

 昨年のNコンで日本一に輝いた同部。本年度は1年時からNコンで全国の舞台に出場している3年生12人、2年生15人、1年生15人で構成。全日本コンクールの自由曲では島崎藤村の詩「おくめ」の無伴奏合唱曲を、Nコンの自由曲では「なにかが雁の群れに」と、いずれのコンクールも課題曲、自由曲の計4曲の異なった曲想の曲を練習。佐藤部長によると、歌詞の解釈を部員それぞれが理解を深め、伝える、演じる歌を創り上げてきたという。

 通算で28年にわたり同部を指導してきた顧問の百瀬敦子教諭はダブル出場の快挙を「代々の先輩たちの積み重ねが実を結んだ」とし、今年のメンバーについては「響きがまとまりやすく、柔らかい歌声で叙情的な表現ができる」と評する。

 間近に迫った全国の舞台に向けて、朝7時半からの朝練、昼食時間の昼も30分、夕方からの部活動と練習は1日3回に及ぶ。佐藤部長は「(ダブル出場は)念願かなった気持ち。部員がまとまっていない時期もあったが、ミーティングを重ねいい雰囲気。全国に行くからには、女声合唱の鶴北らしい人の心に届く演奏をして全国一を目指したい」と話している。

 今月7日(土)に東京・NHKホールでNコン、全日本合唱コンクールは28日(土)に大阪・フェスティバルホールでそれぞれ全国大会が開かれる。

関連記事

「かみしほろ」3年ぶり1位 道の駅満足度総合ランキング

 旅行情報誌「北海道じゃらん4月号」(リクルート北海道じゃらん発行)の「2024年道の駅満足度総合ランキング」で、「道の駅かみしほろ」が3年ぶりに1位になった。運営する指定管理者の観光地域商社「k...

荘内日報社

先端研を核に教育研究活動 3者が6期目の連携協定締結

 学校法人慶應義塾と県、鶴岡市は27日、慶應大先端生命研究所(同市)を核とした研究教育活動プロジェクトを今後も共同で推進するための協定を締結した。期間は2024―28年の5年間。協定は今回で6期目。今期は、研...

宇部日報社

Aスクエア、4月1日に利用開始 まちづくりの拠点として期待【山陽小野田】

 山陽小野田市がLABV(官民協働開発事業体)プロジェクトの核事業として、中央2丁目の市商工センター跡地で建設を進めていた複合施設「Aスクエア」が完成し、4月1日から利用開始となる。公共施設と...

伝統の「送り節」で見送り 教職員との別れ惜しむ 宇検村田検

 ハレ おこれーこーれーおーこーれーよー はーまーしょうがーあでおーこーれー(送ろう 送ろう 浜まで送りましょう)。  鹿児島県宇検村田検集落で27日、春の人事異動で集落(シマ)を離れる教職員...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク