全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

大高センバツ決定 生徒や保護者、OBら祝福

一斉に帽子を投げ上げる大島高校野球部員たち=28日、奄美市名瀬の同校

 鹿児島県立大島高校野球部のセンバツ出場決定が伝えられた28日午後、同校は歓喜と祝福のムードに包まれた。野球部員を取り囲む報道陣、見守る保護者やOB、新聞社の号外を求める教職員や生徒ら│。桜の木もほころび始める中庭を中心に、喜びの笑顔が咲き乱れた。

 同日午後1時を過ぎると、県内外の各新聞社やテレビ局などから、報道関係者数十人が続々と来校。放課後にセンバツ出場の可否が発表されることを、事前に校内放送で伝えられていたこともあり、掃除中や授業中の生徒らも落ち着かない様子だった。

大島高校野球部の記念撮影を行う報道各社=28日、奄美市名瀬の同校

 午後4時前、センバツ出場決定がインターネットのライブ配信などから伝わると、校内各所が歓喜に沸き、新聞社は号外を配り始めた。吉報を待ち望んでいた関係者のほか、放課後で部活動中の生徒たちも中庭に飛び出し、号外を受け取りながら喜び合った。

 帰宅後にセンバツ出場決定を知り、再出校した同校1年の増本隆太郎さん(16)は「同級生が甲子園球場に立つ。今からわくわくする」と笑顔。一緒にいた姉で同校2年の加那美さん(17)も「甲子園でも大高らしく、楽しんで躍動してほしい」と期待した。

 九州大会準々決勝、興南戦を現地で応援した吹奏楽、ダンス各部は発表当時、練習の真っ只中。ダンス部長の2年、政村李玖さん(17)は「野球部の努力が実を結んだ。本当にすごい。球場で応援できることを願い、日々の練習に励みたい」と目を輝かせた。

 「コロナ禍で応援に行けるか分からないが、部員の士気は高まっている」と話すのは吹奏楽部長の2年、田川海空さん(17)。すでに野球部側から新たな演奏曲の依頼も受けているといい「たとえ録音になったとしても、全力の音楽を届けたい」と力を込めた。

関連記事

「かみしほろ」3年ぶり1位 道の駅満足度総合ランキング

 旅行情報誌「北海道じゃらん4月号」(リクルート北海道じゃらん発行)の「2024年道の駅満足度総合ランキング」で、「道の駅かみしほろ」が3年ぶりに1位になった。運営する指定管理者の観光地域商社「k...

荘内日報社

先端研を核に教育研究活動 3者が6期目の連携協定締結

 学校法人慶應義塾と県、鶴岡市は27日、慶應大先端生命研究所(同市)を核とした研究教育活動プロジェクトを今後も共同で推進するための協定を締結した。期間は2024―28年の5年間。協定は今回で6期目。今期は、研...

宇部日報社

Aスクエア、4月1日に利用開始 まちづくりの拠点として期待【山陽小野田】

 山陽小野田市がLABV(官民協働開発事業体)プロジェクトの核事業として、中央2丁目の市商工センター跡地で建設を進めていた複合施設「Aスクエア」が完成し、4月1日から利用開始となる。公共施設と...

伝統の「送り節」で見送り 教職員との別れ惜しむ 宇検村田検

 ハレ おこれーこーれーおーこーれーよー はーまーしょうがーあでおーこーれー(送ろう 送ろう 浜まで送りましょう)。  鹿児島県宇検村田検集落で27日、春の人事異動で集落(シマ)を離れる教職員...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク