長野県諏訪市と神戸市の製造業者がウェブ商談

SUWAデザインプロジェクトについて説明する諏訪市産業連携推進室の職員=28日夜、諏訪市役所
長野県諏訪市と神戸市の製造業者を対象にしたオンライン交流イベントが28日夜、ウェブ会議システム「Zoom(ズーム)」を活用して初めて行われた。神戸市から大学を含む16社、諏訪市から3社が参加し、互いの事業内容に理解を深め、販路開拓や協業の可能性を探った。
神戸市がコロナ禍をきっかけに始めたオンライン商談会「Log KOBE」に諏訪市が参加した。諏訪市内の製造業者がデザイナーなどと新展開を目指す「SUWAデザインプロジェクト」の一環で、精密機械工業が盛んな諏訪地域の産業構造を説明した後、モールズアクト(湖南)、丸安精機製作所(豊田)、松一(同)の経営者3人がこだわりを披露した。
諏訪市によると、神戸市は造船や鉄道車両などの重工業が多い。諏訪市産業連携推進室は「両市の中小企業は技術をどう見せるかという同じ課題を持っている。SUWAデザインプロジェクトの取り組みを参考にしていただき、企業同士のつながりができれば」と期待していた。
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