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釧路新聞社

鳥取小で理科の特別授業【釧路】

 

児童たちと一緒に実験を楽しむ白衣姿の二瓶校長

釧路市立鳥取小学校(一本嶋仁志校長)の6年生が21日、理科室で水溶液の性質を判断する実験を楽しんだ。先生役は隣の新陽小学校の二瓶明紀校長。本来は9月に予定されていた釧路市こども遊学館でのサイエンス教室がコロナ禍で実現できなかったために、理科への興味を膨らませる特別授業が実現した。

 一本嶋校長と二瓶校長とは道教大釧路校の先輩後輩の間柄。しかも新陽小は鳥取小から分かれて開校したいわば``兄弟校、、。6年生が楽しみにしていた理科実験が実現できなかったために「うちの学校で理科実験を」という先輩からの申し出に、後輩校長が快諾して実現した。

 酸性、アルカリ性、中性を判断する実験には、紫キャベツ、黒豆、ブルーベリー、ナス、ふりかけのゆかりと深紅のバラの花を用意。塩酸、アンモニア水、食塩水を入れた試験管にそれぞれの材料を煮出して作った水溶液を入れ、色の変化を確認した。児童は「きれい」「すごい」「なぜ緑色になるの」と素直な反応を示した。さらに10円玉をレモンでこすり続けると、ピカピカにきれいになる体験も楽しんだ。

 二瓶校長は「世の中のいろいろなことに興味を持ってほしい。天気や植物や身の回りのさまざまなものの変化を感じ、興味を持って理科を大好きになってほしい」と励ましの言葉を贈った。6年2組の今西希妃さんは「黒豆を煮出した水溶液の色の変化にびっくりした。実験は楽しかった」と笑顔を見せていた。

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