親族集まり「墓正月」 沖永良部島 先祖と共に新年祝う

墓前で一重一瓶を囲む人たち=16日、知名町田皆
先祖と共に新年を祝う沖永良部島の伝統行事「墓正月」が16日、島内各地であった。知名町田皆(白川孝志区長、322世帯613人)では、老若男女が墓前で一重一瓶を囲む昔ながらの光景が見られた。
かつて盛んに行われていた墓正月は時代とともに簡素化され、墓前で宴席を設ける風習は知名町の田皆や瀬利覚など一部の集落で継続されている。
田皆集落では午前9時ごろから住民や出身者らが共同墓地を訪れ、それぞれが持ち寄った料理に舌鼓を打ちながら杯を交わし、歓談する姿が見られた。
親族4世代で宴席を設けた白石家の白石千代さん(92)は「今年も家族で集まることができて良かった。若い人たちもごちそうを作ってくれた」と笑顔で話した。
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