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豊作願い無病息災祈る 白保種子取祭 カタバリ馬が邪気払い

伝統の面「アガフツィ」を被り馬を走らせるカタバリが奉納された=14日午前、オーセ前

 白保公民館(池間孝夫館長)の種子取祭が14日早朝、オーセ(拝所)で行われ、伝統の「カタバリ馬」などを奉納、来夏世の五穀豊穣と地域住民の無病息災を祈願した。

 午前6時ごろから公民館役員や地域の農家などが集い、神司の大城美由紀さん(嘉手刈御嶽)、迎里三千枝さん(波照間御嶽)、石川ときさん(真謝御嶽)とともにニンゲー(願い)を開始。村の神と火の神に向け「力草の根、ススキの根のように、犬の毛、猫の毛のように育て」と願い口を唱え稲の成長を祈願。紅白のイバチや酒、塩などを供え手を合わせた。

 その後、石垣島カタバル馬愛好会(新本信市会長)の乗り手らが伝統の面「アガフツィ」を被り村内で馬を走らせ邪気払い。白保郵便局前の国道390号線とオーセを結ぶ一直線の道「ンマガミチ」ではカタバリが行われ、馬の軽快なひづめの音と乗り手の「ハイ」というかけ声が響いた。

 池間館長は「ニンゲーも無事に終わり、ことしもいい米ができることを期待している。コロナで各行事も縮小が続いているが今後は通常通りの開催、元の生活に戻ることを願う」と語った。

 家族でカタバリを見ていた仲島恭子さん(40)は「昔から続いている伝統なのですごい。邪気とともにコロナも払ってほしい」と笑顔、息子の瑞ちゃん(3)は「お馬さんかっこよかった。大きくなったら乗りたい」と声を弾ませた。

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