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帯広・トテッポ工房 カフェ増築オープン 地場産スイーツ発信に力

 帯広市内の菓子店・十勝トテッポ工房(三井邦裕社長、西6南17)の新たなカフェが14日午後3時にオープンした。十勝産食材をふんだんに使用したカフェ限定のスイーツや軽食などを提供し、十勝の食を発信する。増築して従来よりスペースを拡大したほか、建物のデザインにもこだわった。

カフェコーナーが増設された十勝トテッポ工房

 従来のカフェは既存店舗(85平方メートル)内に設置されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて2020年3月から休業していた。コロナ収束も見据え、店内で飲食しながら、とてっぽ通りの風景も楽しんでもらおうと、店舗につながる形で60平方メートル増築してカフェスペースを新設。席数は24席から最大30席に増えた。

 メニューはフードとドリンク各10種類程度を用意。十勝加藤牧場(帯広)のジャージーミルクカスタードクリームや、ときいろファーム(帯広)のフランボワーズジュレなど、地場産の食材にこだわった「十勝ベリーとチーズのパフェ」(1210円)や、トヨニシファーム(帯広市)の豊西牛を使った「豊西牛カルビサンド」(748円)などを提供している。

 建物は四季折々の風景を楽しめる大きな窓が特長で、外壁と床にカラマツ材を使用。内壁にはしっくいを施し、自然との一体感を演出した。今後、しっくい壁には帯広出身の芸術家・板東優氏が、トテッポ工房の由来となった旧十勝鉄道をモチーフとした絵を描く予定だ。

カフェのオープンを祝い、ケーキカットを行う(左から)鈴木理氏、高橋正行氏、三井邦裕氏、津山博恒氏、高津匡平氏。右端は林取締役

 14日午前、オープニングセレモニーが現地で行われた。十勝トテッポ工房の林光繁取締役が「帯広で自然と一体となったカフェはほかにない。今後は全国、アジア、世界においしいお菓子を届けていきたい」とあいさつ。来賓の高橋正行帯広地方卸売市場社長が祝辞を述べた。高橋社長、津山博恒北洋銀行常務執行役員帯広中央支店長、鈴木理アトリエの鈴木理社長、篠河建設の高津匡平社長、トテッポ工房の三井社長がケーキカットを行った。

 三井社長は「十勝の素材の良さをいかに皆さんに伝えるかが使命。スイーツやドリンクのほか、軽食にも力を入れている」とPRしている。

 カフェの営業時間は午前11時~午後5時(午後4時半ラストオーダー)。店舗の営業は午前10時~午後6時。

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