Googleが選ぶ日本版 ヒューマンズ・オブ・ユーチューブ101人に 酒田の鈴木さん バイク動画が人気に ライダーに大きな反響
Googleが選ぶ日本版「Humans of YouTube」101人の1人に選ばれた酒田市の二輪自動車小売業CARRY(同市東両羽町)の鈴木貴大社長が28日、同市庁舎を訪れ、丸山至市長を表敬訪問した。

鈴木社長(右)が丸山市長を表敬訪問
「Humans of YouTube」はインターネット関連サービス業のGoogleが社会的、文化的、経済的に有意義な影響を与えた動画クリエーター101人を選定し、運営するチャンネルを紹介するもので、昨年からアメリカを皮切りに始まり、フランス、オーストラリアでも展開されている。日本版は今年初めて実施。
鈴木社長は酒田商工会議所で開かれたSNSセミナーをきっかけに2016年2月からユーチューブへの動画投稿を始め、これまでに約1000本が公開されているという。販売だけでなく、運営する店や取り扱うバイクを紹介する動画などが人気となり、ツーリングシーズンになるとバイク乗りたちが鈴木さんの店を目的に集まるなど大きな反響があるという。
この日は鈴木社長が同市庁舎を訪れ、丸山市長らと懇談。丸山市長は「鈴木さんの動画は自分の事業そのものを発信していて、こういう発信の仕方もあるのだと感じた。市役所がユーチューブを使って発信していく際の手本になる。頑張ってもらいたい」と激励。鈴木社長は「ビジネスだけでなくユーチューブを通して知り合えた縁がたくさんあるのでやってきて良かった。街のバイク屋の9割が後継者がいないと言われている。自分はバイク屋を絶対に無くしたくないので、そうしたお店を事業承継していきたい」などと話していた。
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