「女神のほほえみ」大収穫祭
稲を刈り取るぐるめいど隊と子どもら=豊橋総合動植物公園で
豊橋市などの農家がブランド化を目指している豊橋生まれの米「女神のほほえみ」が豊橋総合動植物公園のプランターで実り、9月30日、大収穫祭が行われた。東三河のご当地アイドル「穂の国娘。ぐるめいど隊」と来園者が稲を刈ったほか、新米で作ったおにぎりも配られた。 「女神のほほえみ」は5年前に偶然発見した銀色の芒(のぎ)をきっかけに誕生した。刈り取り時期には、芒が黄金色に変ぼうする。大粒で程良い甘みがあり、炊飯後も劣化しにくく、おにぎりや弁当にもいい。 豊橋のほか、豊川や田原、新城各市の農家計8人が栽培し、年々、生産量が増えている。 今年は知名度をアップするため、市内外から訪れる同公園でプランター栽培にも取り組んでいた。 収穫祭では、稲穂の先端に細長く伸びた芒が銀色に輝き、その後、金色へ変化した様子を写真で紹介。ぐるめいど隊はPRソングを歌って踊り、集まった子どもたちと一緒に頭を垂れた稲穂を刈り取った。 数量限定で「女神のほほえみ」のおにぎり1個が配られ、参加した人たちが味わった。 生産者の会は「銀色から金色への変化を見てもらえたと思う。炊きたてはもちろん、その後も劣化が遅いので冷めてもおいしいですよ」と話していた。 同公園でも1日から、小袋入りの販売が始まった。
関連記事
大葉の多彩な使い方を発信
大葉(しそ)を使った多彩なレシピ動画をインスタグラム=QRコード=や、ティックトックなどのSNSに1年間毎日投稿する「365日大葉を食べる人」が話題になっている。JAひまわり営農部青果課主...
棒踊りと舞奉納 野原マストリャー 勇ましく、優雅に 名月の下で五穀豊穣祈願
宮古島市上野野原の伝統行事「野原のマストリャー」が旧暦8月15日の十五夜に当たる17日夜、野原公民館で行われた。満月の下で男性は豪快な棒踊りを、女性は優雅な舞をそれぞれ奉納し、向こう1年間の五穀豊穣...
中央道、長野道の岡谷JCT付近で事故多発 通行への注意喚起
リニューアル工事が行われている中央道、長野道の岡谷ジャンクション(JCT)付近で、交通事故が多発している。工事の車線規制による渋滞箇所で発生する追突事故が大半を占めており、死亡事故も発生。長...