宇部市消防団の年末特別警戒始まる
視閲を受ける団員ら(23日午前10時5分ごろ、俵田体育館前で)
宇部市消防団(志賀光法団長)の年末特別警戒出発式が23日、俵田体育館前で行われた。団本部と全15分団の約40人、消防車両16台が集結。志賀団長と宇部・山陽小野田消防局幹部職員から視閲と訓示を受け、古里の火災予防の徹底と市民の防火意識の高揚に尽くすことを誓った。 年末の慌ただしさと寒さによる火気使用頻度の高まりなどから、火災が多発する恐れがあるため28~30日の間、特別警戒を実施。15分団が受け持ちの地域を団車両で巡回し、注意を呼び掛ける。 団員たちは久保敏雄副団長の号令で分団旗を掲げ、視閲を受けた。志賀団長が「各分団が地域に密着した活動に当たってほしい。諸君の献身的な警戒に心から敬意を払う」と訓示。同消防局の石部隆消防長は「自分の地域は自分で守るという意思の下、日夜尽力している皆さんに改めてお礼する。市民が明るい新年を迎えるためにも警戒活動をお願いしたい」と激励した。 式後、団員たちは職員らから拍手で見送られながら、担当地区の巡回に向かった。 同消防局によると、22日現在、市内では42件の火災が発生している。
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