全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

「未来の海を守るために」 竿さん(下平川小5年)に最優秀賞  「住みよい地球」全国作文コン

「住みよい地球」全国小学生作文コンクールで最優秀賞を受賞した下平川小5年の竿さん(中央)=20日、鹿児島県知名町

 鹿児島県知名町(沖永良部島)の下平川小5年、竿はなさん(11)が「住みよい地球」全国小学生作文コンクール2021(岩谷産業主催)で、最高賞の最優秀賞(低学年、高学年各1点)を受賞した。2017年の夏休みから家族で沖永良部島各地の海岸のごみ拾いをしていることを題材にした竿さんは「受賞できてうれしい。海の生き物が自由に暮らし、私たちも浜ではだしで遊べるようにごみ拾いを続けていきたい」と喜びを語った。

 コンクールは、文部科学省や環境省が後援し、児童に地球環境への関心を高めてもらおうと2010年から毎年実施。今年は海外の日本人学校を含む693校から6922点の応募があった。20日は下平川小学校で表彰式があり、岩谷産業の長谷川宏明常務執行役員から竿さんへ表彰状が手渡された。

 竿さんの作品のテーマは「未来の海を守るために」。竿さんは、台風が島に近づくたびに浜辺が漂着ごみでいっぱいになることが悲しくて「何度もごみ拾いをやめようと思った」が、家族と話し合ってつらい気持ちを乗り越え、「どうせまた台風はやってくる。心配してもしょうがない。できることを続けるぞ」と心境をつづった。

 マイクロプラスチックによる海の汚染についても取り上げ「プラスチックを悪者だと思いたくない。プラスチックは離島で暮らす私たちの生活を便利にしてくれるから」と訴え、プラスチックごみの資源としての再利用も提案した。

関連記事

紀伊民報社

「イノブターダービー」中止 飼育数減少が影響

 和歌山県すさみ町のすさみ海水浴場で毎年5月3日に開かれている「イノブータン王国建国祭」の名物イベント「イノブタダービー」が、今年は中止されることが分かった。主催の実行委員会は「イノブタの飼育数...

マンガリッツァ豚と旬のアスパラ 幕別の味、一緒に食べて

 幕別町内で生産される「十勝ロイヤルマンガリッツァ豚」と北王農林(藤原壽美社長)の旬のアスパラガスのコラボ商品が4月末まで、オンラインショップで販売されている。  マンガリッツァ豚は、ハンガ...

荘内日報社

「SVリーグ」に参入決定!! “世界最高峰”目指し新設「ファンと共に戦う」 ラ..

 ジャパンバレーボールリーグ(JVL)は17日、都内で会見を開き、10月に開幕するトップリーグ「大同生命SVリーグ」男女のリーグ編成を発表した。先にSVクラブライセンスの交付を受けていた、酒田市を拠点...

宇部日報社

市が新たに電動自転車20台導入 シェアサイクル実証事業 観光客の需要を見..

 山口市は15日、2020年から行っているシェアサイクル実証事業で、新たに電動自転車20台を導入した。市民からの要望に加え、米有力紙の特集「今年行くべき旅行地52選」に選ばれたこともあり、国内...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク