クリスマス恒例、読み聞かせ会【釧路】
ボランティア(左)からしおりをプレゼントされる児童
釧路市立中央小学校(藤島稔弘校長、児童数139人)で20日、読み聞かせボランティア「くまのがっこう」による恒例のクリスマス読み聞かせ会が行われた。児童たちはクリスマスにちなんだ内容の朗読劇に聞き入っていた。
同ボランティアは保護者や地域住民ら10人で構成。朝の読書タイムなどで読み聞かせを行ってきたが、現在は各学年1クラスごとに視聴覚室で実施、その様子を校内に配信している。
この日は、ボランティア7人に藤島校長も加わり「メリークリスマスおおかみさん」を朗読劇風に読み聞かせた。オオカミがクリスマスツリーを飾り付けている子ブタに助けられ、優しさに触れることで心境を変化させるという内容。体育館に集まった全校児童は話の展開をハラハラしながら楽しみ、最後にツリーの飾りにも使えるしおりのプレゼントを受けた。
三國空さん(1年)は「オオカミがツリーを壊そうとする場面が面白かった。読み聞かせは毎回楽しみ」、下山妃菜さん(同)は「オオカミが子ブタに助けられるところが印象に残った」と笑顔を見せた。同ボランティアの小出美貴子さんは「児童たちの反応があり楽しかった。読み聞かせが読書の楽しさを知るきっかけになれば」と話していた。
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