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長野日報社

職人の技「冬囲い」 長野県諏訪市高島公園

高島公園で冬囲いの作業を行う職人たち

 本格的な冬の到来に合わせ、長野県諏訪市高島公園で15日、樹木を雪や寒さから守る冬囲いの作業が行われた。市内の造園業者などでつくる諏訪造園業組合が毎年手掛け、今年で52回目を迎える冬の風物詩。支柱から円すい状に縄を張る「雪づり」や、稲わらを編んで作る傘「わらぼっち」など伝統の造園技術を駆使して、冬支度を整えた。

 心字池脇のアカマツには高さ約8メートルの支柱を立てて50本の縄を張った。公園内では職人たちが火を囲み、手早くわらぼっちを仕上げる様子を、親子連れや市民が興味深く見守った。荻原洋彦組合長は「城下町の風情を残し、技術を伝承する機会。コロナ禍ですが高島公園で冬景色を楽しんでいただきたい」と話していた。

 この日の作業には熟練の職人15人が参加。丸太で作ったロケットストーブで暖を取りながら、約250個のわらぼっちを作った。高島公園のほか、市庁舎周辺や市文化センター、西山公園の木々にも冬囲いを施した。

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