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荘内日報社

第24回ジャパン・ワイン・チャレンジ2021 月山ワイン ダブル受賞 アジア最大規模 世界28カ国1100点余出品

 アジア最大規模のワイン審査会の一つ「第24回ジャパン・ワイン・チャレンジ2021」で、JA庄内たがわ月山ワイン山ぶどう研究所(鶴岡市越中山、成澤健所長)の赤ワイン「ソレイユ・ルバン・ヤマソービニオン2019」が銀賞、白ワイン「ソレイユ・ルバン甲州シュール・リー2020」が銅賞と、ダブル受賞を果たした。

受賞したソレイユ・ルバンシリーズの「ヤマソービニオン2019」(右)と「甲州シュール・リー2020」

 この審査会は1997年から開かれ、国内外の業界著名人が審査している。今回は世界28カ国から1100点余が出品され、10月5日に東京都内で審査、このほど審査結果が公表された。

 ソレイユ・ルバン・ヤマソービニオンは、鶴岡市朝日地域産のブドウ「ヤマソービニオン」(山ブドウとワイン用品種カベルネ・ソービニオンの交配種)を100%使い、果実の芳醇(ほうじゅん)な香りと野性味ある味わいが特徴の辛口ワイン。今春には女性のみの審査員による「第15回フェミナリーズ世界ワイン・コンクール」(フランス)で金賞を受賞している。

 一方、同甲州シュール・リーは、同市櫛引地域産のブドウ「甲州」を100%使い、フルーティーな香りと切れの良い酸味を持つ辛口ワイン。昨年も同審査会で銅賞を受賞している。

 成澤所長は「ともにうちの主力商品で、以前から多くの賞を頂いている。ワインづくりの技術をあらためて評価してもらい、うれしい」と喜びを語る。

 国税庁の地理的表示(GI)に今年6月30日付で、本県のワインが指定されたことから、県内業界は一定の生産基準を満たしたワインに「GI山形」の認定シールを貼っており、この2種についても表示を付けて販売していく。

 成澤所長は「昨年からコロナ禍で需要が例年より2、3割ほど落ち込んでいる。販路の大半は地元なので、これからのクリスマスやお歳暮、正月など、機会を捉え、多くの人に地元のおいしいワインを飲んでもらえたら」としている。

 ともに750ミリリットル入りで価格は2200円(税込み)。問い合わせは月山ワイン山ぶどう研究所=電0235(53)2789=へ。

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