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荘内日報社

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 今秋のプロ野球新人選手選択(ドラフト)会議で中日ドラゴンズから3位指名を受けた東北公益文科大学出身で、独立リーグ・九州アジアリーグ「火の国サラマンダーズ」(熊本県)に所属する石森大誠投手(24)=178センチ、77キロ、左投げ左打ち=が13日午後、酒田市の公益大を訪れ、後輩にエールを送るとともに、金野信勇理事長補佐、横田謙人硬式野球部監督と懇談した。

丸子主将(前列左)から花束を受け、満面の笑みを浮かべる石森投手=公益大屋内練習場

 石森投手は石川県宝達志水町出身で、同県の遊学館高3年時に夏の甲子園に出場した。横田監督の勧誘を受けて2016年に公益大に進学し本格派左腕として活躍。4年時の19年には主将・主戦とフル回転、同年の南東北大学野球リーグでは春、秋2季連続で優秀選手に輝いた他、秋季にはチームを10季ぶりの優勝に導く好投を見せた。

 4年時にプロ志望届を出したが、指名漏れ。今季発足した独立リーグでは、ダイナミックなフォームから繰り出す最速155キロの直球を武器に抑えの切り札として活躍した。

 石森投手はこの日、午前5時半に石川を車で出発して両親と共に酒田へ。「2年ぶりに入った」(石森投手)という公益大屋内練習場に集まっていた後輩約60人を前に、「一番大事だなと思ったのは感謝の気持ち。ドラフトで指名されたことよりも、支えてくれた人たちに対してこういう形(ドラフト指名)で恩返しができたことがうれしい。ここまで野球をさせていただいたことにも感謝したい」と話し、後輩たちに「感謝の気持ちを忘れず、ぜひリーグ戦で優勝できるよう頑張ってほしい」と激励した。

 石森投手が4年時、1年生として入学した丸子翔大主将(21)=3年=は花束を先輩に手渡し、「積極的に声掛けをするなどチームを引っ張ってくれた先輩で、プロ入りはうれしい。先輩から刺激をいただき、来春こそ明治神宮大会に出場できるように頑張りたい」と感想。引き続き学内で金野理事長補佐、横田監督と懇談。金野理事長補佐は冒頭、「良かったなあ、夢を諦めないで。けがに気を付けて一軍スタートを目指してほしい」と。横田監督も「ドラフトを見ていて、こんなうれしい日はなかった。2年前には一緒に悔しい思いをしたが、夢を実現できたのはあなたの力」と話し、「プロ野球での最多登板、通算セーブ数記録を持つ岩瀬仁紀さん(元中日)のような息の長い救援投手になって」とエールを送った。

 これに対して石森投手は「今年の中日指名選手の中では最年長だけに、即戦力としての期待があると思う。開幕一軍、新人王を目指す」と抱負を述べた。石森投手によると、名古屋市内で16日に球団と本契約を結び、翌17日の入団発表に出席。年明けから新人合同自主トレに参加するという。

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